夏バテ予防!消化力を高める「胃腸ヨガ」
「食欲がない」「胃がもたれる」「なんとなく体がだるい」……etc.
夏になるとこんな不調を感じる方が増えてきます。
これが、いわゆる「夏バテ」のはじまりです。
気温の上昇とともに体は体温調節に多くのエネルギーを使い、消化器系への血流が減少します。
さらに冷たい飲み物や食べ物で胃腸が冷えると、消化力がどんどん低下してしまいます。
この記事ではねじりと前屈を中心に、消化力を高めて夏バテを予防するヨガをご紹介するので、胃腸の働きを内側から活性化させましょう!
消化力を高めるヨガポーズ

座位のねじりのポーズ
座った状態で上体をねじり、腹部の臓器をダイレクトにマッサージするヨガポーズ。
ねじりの動作によって胃・小腸・大腸が圧迫されてから解放されることで、消化器系への血流が一気に高まります。
<やり方>
1. 両脚を伸ばして座る
2.右膝を立てて右足を左膝の外側に置く
3. 吸う息で背筋を伸ばし、吐きながら上体を右にねじる
4. 左肘を右膝の外側に当て、右手は体の後ろの床につく
5. 視線を右肩越しに向け、5〜8呼吸キープする
6. 1に戻り、反対側も行う
<ポイント>
・ねじりは腕の力に頼らず、息を吐くたびに少しずつ深める
・背中が丸まらないよう、吸う息で背骨を上に伸ばしてからねじる
・お腹がしっかり圧迫されているのを感じながらキープする
三角のねじりのポーズ
立位で上体を大きくねじり、腹部全体を力強く刺激するヨガポーズ。
立ったままのねじりは、座位より腹腔内の圧力が強くかかるため、胃腸への刺激が大きくなります。
消化の滞りを感じるときや、食後のもたれに悩むときに特に効果的です。
<やり方>
1. 両足を大きく左右に開き、右足を右側に向ける
2. 吸う息で両腕を横に広げ、背筋を伸ばす
3. 吐きながら上体を右にねじり、左手を右足の外側の床へ
4. 右腕を天井へ伸ばし、視線を右手の指先へ向ける
5. 5呼吸キープする
6.1に戻り、足の向きを変えて反対側も行う
<ポイント>
・手が床につかない場合はブロック等を使い、背骨のねじりを優先する
・後ろ足のかかとをしっかり床につけ、体の土台を安定させる
・ねじりが深まるにつれて、お腹の中がじわじわと動く感覚を意識する
子どものポーズ
正座から上体を前に倒し、腹部を太ももで優しく圧迫するヨガポーズ。
お腹が太ももに押されることで、大腸・小腸が柔らかくマッサージされます。
シンプルなポーズですが、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促す効果が高く、便秘や消化の滞りに悩む方にも広くおすすめです。
<やり方>
1. 正座になり、両膝を少し開く
2. 息を吐きながら上体をゆっくり前に倒し、額を床につける
3. 両腕は体の横に沿わせて伸ばす
4. お腹が太ももの上に乗るようにリラックスし、8〜10呼吸繰り返す
<ポイント>
・お腹を意識的に太ももに押しつけるのではなく、重力に任せて自然に圧をかける
・吐く息ごとに、お腹の力が抜けて圧迫が深まるのを感じる
・首や肩の力も同時に抜き、全身をリラックスさせる
仰向けのガス抜きのポーズ+α
仰向けで膝を胸に抱え、腸に圧力をかけて消化を促すヨガポーズ。
名前の通り、腸内に溜まったガスを排出し、腹部の張りや不快感をやわらげます。
食欲不振・胃もたれ・腸の不調が気になるときの即効ケアとしてもおすすめです。
<やり方>
1. 仰向けになり、両膝を胸に引き寄せて両手で抱える
2. 膝を胸にしっかり引きつけながら、5呼吸キープする
3. 次に右膝だけを胸に引き寄せ、左脚は床に伸ばして5呼吸
4. 左右を入れ替えて同様に行う
<ポイント>
・膝を抱えるとき、肩が床から離れないよう注意する
・息を吐くたびに膝を胸にさらに近づけ、腹部への圧を高める
まとめ

夏バテは「食べられなくなってから」ではなく、「消化力が落ちてきたな」と感じた早い段階でケアを始めることが大切です。
今回ご紹介したポーズは、食欲がない日の朝や、胃もたれを感じる夜に取り入れてみてください。
基本的には食後2〜3時間が経過してから行うことを心がけてくださいね。
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