実は梅雨が旬!「腎臓」を労るヨガ
「腎臓をケアするヨガ」と聞いて、ピンとくる人は少ないかもしれません。
しかし東洋医学の世界では、腎臓と梅雨の季節には深いつながりがあるとされています。
東洋医学では、腎臓は「水」を司る臓器。
そのため、湿気が多く水分の巡りが乱れやすい梅雨の時期は、腎臓に最も負担がかかると考えられています。
腎の機能が低下すると、むくみ・疲労感・冷え・腰痛といった症状が出やすくなるため要注意。
腎臓のケアは腎臓周辺の血流を高め、腰まわりを温めることが効果的です。
この記事では、梅雨こそ取り入れたい「腎臓を労るヨガ」をご紹介します。
腎臓を労るヨガポーズ

キャット&カウ
四つん這いで背骨をゆっくり前後に動かし、腰椎周辺の血流を高めるヨガポーズ。
腎臓は腰の深部に位置しているため、背骨と腰まわりを動かすことで腎臓への血流が促進されます。
寒さや湿気で縮こまった腰をじんわり温めるウォームアップとして、毎日取り入れたいポーズです。
<やり方>
1. 四つん這いになり、手首を肩の下、膝を股関節の下に置く
2. 吸う息で背中を反らし、目線・胸・尾てい骨を天井に向ける
3. 吐く息で背中を丸め、おへそを覗き込んで尾てい骨を床に向ける
4. 2-3を呼吸に合わせてゆっくりと10回繰り返す
<ポイント>
・腰をしっかり反らし、腎臓のある腰の深部が温まるのを感じる
・動きのスピードより、呼吸のリズムを大切にする
・首は最後に動かし、背骨を下から順に動かす意識を持つ
弓のポーズ
うつ伏せから上体と脚を同時に持ち上げ、背面全体を大きく反らせるヨガポーズ。
腎臓のある背中側の腰部を強く伸展させることで、腎臓周辺への血流が一気に高まります。東洋医学では「腎を温める」動作とされており、むくみや冷えが気になる梅雨の時期に特に効果的です。
<やり方>
1. うつ伏せになり、額を床につける
2. 両膝を曲げ、両手でそれぞれの足首をつかむ
3. 吸う息で胸と太ももを床から持ち上げる
4. 視線を前方に向け、3〜5呼吸キープする
5. 息を吐きながらゆっくりと床に戻る
<ポイント>
・膝が肩幅以上に開かないよう、内ももの力でコントロールする
・無理に高く上げようとせず、気持ちよく背中が伸びる範囲で行う
・息をとめず、呼吸に合わせて弓がゆっくりと揺れるのを楽しむ
坐角のポーズ
両脚を大きく開いて座り、上体を前に倒す開脚前屈のヨガポーズ。
鼠径部と内腿を深く伸ばすことで、下半身の血流とリンパの流れが促進されます。
腎臓に関連するとされる足の内側に沿って伸びる感覚があり、腎臓ケアに適したポーズです。
<やり方>
1. 両脚をできる範囲で広げて座る
2. 息を吸いながら背筋を伸ばす
3. 息を吐きながら股関節から上体をゆっくり前に倒す
4. 両手を前方の床につき、自然に呼吸しながら5〜8呼吸キープする
<ポイント>
・背中を丸めて前に倒すのではなく、股関節から折り畳むイメージで前傾する
・前に倒せない場合は、お尻の下にたたんだブランケットを敷くと股関節が開きやすい
・脚の内側にじわじわとした伸びを感じながらキープする
橋のポーズ
仰向けから腰を持ち上げ、背面の体幹を強化するヨガポーズ。
腰部を持ち上げることで腎臓周辺の筋肉と血管が刺激され、腎臓への血流が促進されます。
体の後面全体を引き締めつつ、同時に腎臓を温めてケアできる、一石二鳥のポーズです。
<やり方>
1. 仰向けになり、膝を立てて足を腰幅に開く
2. 両腕は体の横に置き、手のひらを床に向ける
3. お尻をゆっくりと持ち上げる
4. 肩甲骨を寄せながら胸を引き上げ、5呼吸キープする
5. 吐きながら背骨を一節ずつ床に下ろす
<ポイント>
・膝がつま先より前に出ないよう、かかとをお尻に近づけて立てる
・お尻より腰・背中が高くなるよう、全身でアーチを作る意識を持つ
・首に力を入れず、肩と後頭部で体を支える
まとめ

病気になってからではなく、梅雨の季節に予防的に取り入れることに意味があります。
むくみがひどい、疲れが取れない、腰が重い——そんな梅雨の不調を感じたら、腎臓が疲れているサインかもしれません。
腰まわりを温め、血流を高めるヨガで、ぜひ体を内側からケアしてみてください。
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