夏の終わりに「副腎」を労るヨガ
「夏バテというほどではないけれど、なんとなくずっと疲れている」
「やる気が出ない」
「ちょっとしたことでイライラする」
8月の終わりにこんな不調を感じていませんか?
その原因は、副腎の疲労かもしれません。
この記事では副腎とは何かについてや、改善するためにおすすめのヨガをご紹介します。
副腎とは?

「副腎」とは、腎臓の上に乗った小さな臓器のこと。
主な働きとして、ストレスに対抗するホルモン「コルチゾール」の分泌が挙げられます。
夏は、暑さ・気圧変化・冷房の寒暖差・仕事や生活のストレスなど様々な要因により、副腎が休みなく働き続けるシーズンです。
そのため夏の終わりになると副腎が疲弊し、「副腎疲労」とも呼ばれる状態になります。
慢性疲労・無気力・集中力の低下・塩分や甘いものへの強い欲求などの症状を感じていたら、要注意。
副腎が疲れているかもしれないので、ヨガでケアしましょう。
副腎を労るヨガポーズ

バッタのポーズ
うつ伏せで脚と上体を同時に持ち上げ、腰の深部を刺激するヨガポーズ。
副腎は腰椎の近くに位置しているため、腰の後面を収縮させる後屈ポーズが副腎への血流を高めるのに効果的です。
バッタのポーズは体が硬くても行いやすいため、ヨガ初心者の方にもおすすめのポーズと言えるでしょう。
<やり方>
1.うつ伏せになる
2.体の後ろで手を組み、肩甲骨を寄せる
3.息を吸いながら組んだ後ろへ引き、頭・胸を床から持ち上げる
4.同時に両脚を足の付け根から持ち上げる
5.視線は前方へ向け、3〜5呼吸キープする
6.余裕があれば2〜3回繰り返す
<ポイント>
・無理に高く上げようとせず、腰の後面に心地よい刺激を感じる範囲で行う
・お尻よりも胸と脚が高くなるよう、体の前面を伸ばすイメージを持つ
・ポーズを解いた後、腰まわりがじんわり温かくなるのを確認する
ラクダのポーズ
膝立ちから上体を後ろへ大きく反らし、胸と腹部を大きく開くヨガポーズ。
副腎のある腰部を後屈で刺激しながら、胸を開いて深い呼吸を促します。
呼吸が深まることで副交感神経が優位になり、イライラする気持ちも落ち着くでしょう。
<やり方>
1.膝立ちになり、膝を腰幅に開く
2.両手を腰に当て、指先を床に向ける
3.肩甲骨を寄せ、胸を天井に向けて持ち上げる
4.息を吐きながら上体をゆっくり後ろへ反らす
5.胸を引き上げたまま5呼吸キープする
<ポイント>
・腰から折り曲げるのではなく、胸骨を天井へ引き上げてから後屈する
・足の付け根を前に押し出すイメージを持つ
・めまいを感じる場合は無理せず、チャイルドポーズで休む
仰向けの合蹠のポーズ
仰向けで股関節を開き、副腎と腎臓を完全にリラックスさせるリストラティブポーズ。
副腎の回復に最も必要なのは「何もしない休息」であるため、ただただ脱力しましょう。
下半身の血流がスムーズになるため、足のむくみ解消や冷えの緩和効果も期待できます。
<やり方>
1.仰向けになり、両足の裏を合わせて膝を外側に開く
2.両腕は体の斜め45度に開き、手のひらを上に向ける
3.目を閉じ、全身の力をゆっくりと床に預ける
4.自然な呼吸のまま3〜5分間キープする
<ポイント>
・膝が浮いて不快な場合は、膝の下にクッションを置いて調整する
・「副腎を休ませている」という意識を持ちながら過ごす
・呼吸が自然と深くなってきたら、副腎が緩み始めているサイン
まとめ

副腎は疲れる前にケアすることが理想ですが、夏の終わりに「もしかして副腎疲労かも」と気づいたなら、今日からでも遅くはありません。
後屈で血流を高め、リストラティブポーズで深く休ませるという流れを、夏のラストスパートのルーティンとして取り入れてみてください。
副腎が回復することで、秋を元気にスタートできる体が整いますよ。
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