落ち込んだ時こそヨガを。気持ちを前向きにするヨガポーズ

ヨガライフ

毎日一生懸命生きていると、いろんなことがありますよね。
時には嫌なことや悲しいことばかりが続いて、気持ちが落ち込んでしまう日もあるでしょう。

そんな時こそ、ヨガがおすすめです。

この記事では気持ちを前向きにする効果のあるヨガポーズを紹介します。

なぜヨガで前向きになれるの?


ヨガというと健康や美容のために行うイメージが強いかもしれませんが、実は精神面への効果があることがわかっています。

その理由はズバリ、「自律神経」にあります。

自律神経とは、私たちの体の働きや心の働きを司る神経のこと。
気持ちをアクティブにする「交感神経」と、気持ちをリラックスさせる「副交感神経」の2つから成り立っており、このバランスが心身を安定させるポイントです。

2つのバランスを整える鍵となるのが、ヨガの時に意識する「呼吸」。
浅く短い呼吸は交感神経を優位にし、深く長い呼吸は副交感神経を優位にします。

気分が落ち込んでいるときは交感神経が優位になっている可能性が高いため、深い呼吸で副交感神経を優位にするのが、ヨガで気持ちを前向きにするコツ。

また、吸う息と吐く息の長さが整うと自律神経のバランスが整いやすくなると言われているため、ヨガのポーズを通して息を深く吸って深く吐くことも、気持ちを前向きにするポイントと言えるでしょう。

気持ちを前向きにするヨガポーズ


ヨガのポーズを通して呼吸を深めるためには、胸を開くことが大切です。
後屈のポーズ等で呼吸を深めて自律神経を整え、気持ちを安定させましょう。

コブラのポーズ

「コブラのポーズ」はうつ伏せで行うヨガのポーズです。
ベッドの中でもできるので、朝起きた直後や寝る前などにおすすめ。
姿勢改善効果や腰痛改善効果も期待できます。

<やり方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両手を胸の横につき、肩甲骨を寄せる
3.背中の力を使い、少しずつ上体を起こす
4.ある程度の所まで起こしたら、両手で床を押しさらに起こす
5.目線を天井に定め、数呼吸繰り返す

<ポイント>
・腰が痛む場合は3の状態でキープする
・足が開かないよう、内腿の力でコントロールする
・肩が上がらないようリラックスして行う

猫の背伸びのポーズ

「猫の背伸びのポーズ」は四つん這いの状態から行う簡単なヨガポーズ。
胸を大きく反らすことで呼吸が深まるほか、姿勢改善や肩こり解消効果なども期待できます。

<やり方>
1.股関節の真下に膝がくるよう四つん這いになる
2.両手を前に歩かせ、額を床につける
3.背中に向かってゆっくり息を吸う
4.胸を床に近づけるよう深く息を吐く
5.3-4を数呼吸繰り返す

<ポイント>
・常に股関節の真下に膝があるようにする
・余裕があればアゴを床につけてもOK

ラクダのポーズ

「ラクダのポーズ」は後屈のポーズを代表するポーズの一つです。
姿勢改善効果、肩こり解消効果、腰痛緩和効果など様々な効果がありますが、少しだけ無理をしやすいので要注意。
心地よく伸びる範囲で行ってくださいね。

<やり方>
1.膝立ちになり、足を腰幅に開く
2.両手をお尻の少し上に当て、指先を下に向ける
3.背中側で肘を寄せつつ、胸を前に突き出す
4.足の付け根を前に押し出しながら目線を天井に定める
5.痛みがないところで止め、数呼吸繰り返す

<ポイント>
・腰で反るのではなく胸を開くイメージで行う
・余裕があれば手を腰から離し、かかとをつかむ

まとめ


胸を開くポーズは目線を高くするものが多いのも大切なポイント。
目線が低くなると気持ちが落ち込みやすくなりますが、上を見ると少しだけ前向きになれます。
呼吸をゆっくりと繰り返しながら、心のケアを行なってくださいね。

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