姿勢を美しく保つ「インナーマッスル」を鍛えるヨガポーズ
姿勢に関する悩みを持っている人は少なくないはず。
もしかしたら今まさに改善しようと、ヨガやストレッチに取り組んでいる人もいるかもしれませんね。
しかし、改善のためのヨガやストレッチだけではやや役不足です。
改善したら美姿勢をキープするための「インナーマッスル」が欠かせません。
そこでこの記事では、姿勢を保つ役割を果たす「インナーマッスル」を鍛えるヨガポーズをご紹介します。
インナーマッスルはどこにある?
「インナーマッスル」とは、その言葉通り「深部(インナー)にある筋肉(マッスル)」のこと。
一部の筋肉を指す言葉ではなく深部にある筋肉全てを指すため、言うなればインナーマッスルは全身にあります。
ちなみに、一般的に体の表面に見えるムキっとした筋肉は「アウターマッスル」。
インナーマッスルはそれよりも奥深くにあり、目では見えません。
そのため日常生活で意識する機会はあまりありませんが、姿勢を支える、内臓を支える、呼吸を助けるなど、毎日の生活するための役割を果たしています。
インナーマッスルを鍛えるヨガポーズ
インナーマッスルの中でも、姿勢の維持に関わるのが主に体幹にあるインナーマッスルです。
そこでこの項目では、体幹にあるインナーマッスルを鍛えるヨガポーズを紹介します。
トラのポーズ
「トラのポーズ」は、体幹にあるインナーマッスルをバランスよく鍛えることができるヨガポーズです。
四つん這いの状態で行うため、ヨガ初心者や運動に慣れていない方にもおすすめ。
バランスをとりながら、体幹に加わる刺激をしっかり意識してくださいね。
<やり方>
1.マットに四つん這いになり、肩の真下に手首、股関節の真下に膝をつく
2.腰が反らないように体幹をフラットに保ち、床と並行にする
3.左足をまっすぐ後ろに伸ばし、骨盤と同じ高さに合わせる
4.バランスをとりながら右手を床から離し、前方に伸ばす
5.数呼吸繰り返す
6.2の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・ポーズ中に体が左右に開いたり腰が反ったりしないようにする
・辛い場合は手のみor足のみで行う
・目線は床かやや前方に定める
橋のポーズ
「橋のポーズ」も、体幹にあるインナーマッスルをバランスよく鍛えることができるヨガポーズです。
また、お尻や太ももの筋肉を使うためヒップアップにも効果的。
お尻を高く持ち上げることで内臓下垂の予防・改善を行うこともできますよ。
<やり方>
1.仰向けになり、両膝を曲げて立てる
2.足を腰幅に開き、手のひらをを床に向ける
3.息を吐きながら少しずつお尻を持ち上げる
4.膝から首元までを一直線に保つ
5.数呼吸繰り返す
<ポイント>
・ポーズ中に膝が開かないように内ももの力でコントロールする
・腰が反らないようにお腹に力を入る
・余裕があれば肩甲骨を寄せ、体の下で手を組む
バッタのポーズ
「バッタのポーズ」は主に体幹の背面にあるインナーマッスルを鍛えることができるヨガポーズです。
胸を大きく開くため、姿勢改善効果も期待できて一石二鳥!
また、肩甲骨を動かすことで肩こりを解消する効果も期待できますよ。
<やり方>
1.マットにうつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.肩甲骨を寄せ、背中側で指を絡めように手を握る
3.2の手を後ろに引きながら上半身を持ち上げる
4.両足を足の付け根から持ち上げる
5.数呼吸繰り返す
<ポイント>
・ポーズ中に足が開かないように内ももの力でコントロールする
・肩を引き下げ、首を長く保つ
・辛ければ上半身のみで行う
まとめ
体幹を鍛えれば美姿勢をラクに維持できるようになるだけでなく、代謝が上がることで痩せやすい体を作ることができます。
ぜひこまめに取り組んで、美姿勢&美ボディをGETしてくださいね。