猫背が癖になっている方必見!ヨガのポーズで猫背を解消しよう!
スマホやパソコンの使用が長くなった現代人は、ほとんどの方が猫背になっているのをご存知でしょうか。
特に日本は猫背大国とも言われており、猫背の方が多いのですが、自覚症状はあまりないという方もおられるかもしれません。
そこで今回は、
・猫背が良くない理由は?
・猫背を解消するヨガのポーズ2選!
を詳しく解説していきます。
特にヨガのポーズは寝起きたった5分で簡単にできるポーズなので、実践してみてくださいね。
猫背が良くない理由
猫背はお腹や背中の筋肉を使わずに済むので、非常に楽な姿勢かもしれませんが、続けていると様々な不調が心身に起こります。
ここでは4つ紹介していくのでチェックしてみましょう!
①肩こり・首こりに繋がる
猫背を続けていると一番影響を受けやすいのが、肩・首周りです。
肩が巻いてしまうことで首が前に出るため、重たい頭を細い首が必死で支えることになります。
そうすると必要以上に首に力が入り、首を支える僧帽筋という肩の筋肉もガチガチに凝り固まってしまいます。
また猫背になると、肩甲骨が離れたまま長時間過ごすことになるため、肩甲骨や肩周りの柔軟性がどんどん失われていきます。
その結果、頑固な肩こり・慢性的な首の凝りにつながってしまうのです。
②バストが垂れる
日常的に猫背で過ごしている方は、胸の筋肉が縮こまってしまいバストが垂れる原因になります。
肩甲骨の位置が下がり、肩や頭の位置が整ってくると自然と胸周りは開かれていきます。
しかし人の目は前についていることもあり、身体の前側を縮めて行う動作が非常に多いため、気付かぬうちに猫背が癖付き胸がガチガチに凝り固まってしまっているということも。
筋肉が凝り固まると血行が悪くなり、血行が悪いとまた筋肉が凝り固まり…と悪循環になってしまうため注意が必要です。
③顔が大きくなる
猫背と顔は無関係のように思えますが、実は顔周りは猫背の影響を大きく受ける場所です。
頭を支えている首の筋肉は、猫背によって非常に凝り固まりやすくリンパの流れも悪くなりやすい場所です。
猫背で過ごすといわゆる「ストレートネック」になり、顎が上がり首がガチガチに。
その結果、首や顔まわりのリンパの流れが悪くなりどんどん顔のむくみやたるみにつながっていくのです。
小顔を作るには、顔のマッサージよりも首回りの凝りを解消することの方が大事だと言われているため、猫背は小顔の大敵なのです。
④気持ちが落ち込みやすくなる
これまた猫背と関係あるのか?と思われがちですが、実は姿勢とメンタルは大きく関係しています。
胸を心地よく開いている時は、交感神経が優位になり覚醒も上がっていくため『エネルギッシュで前向き』な状態を作ることができます。
逆に猫背で背中が丸まり胸周りが縮こまっていると、副交感神経が優位になり『ネガティブで落ち込みやすい』状態に。
意図的に背中を丸めて、心や身体を落ち着かせる方法はもちろんありますが、猫背で日常的に背中が丸まっていると、なんとなくやる気が出なかったりちょっとしたことで気分が落ち込みやすくなったり…
猫背とネガティブなメンタルが関係あるということを念頭に置いておきましょう。
猫背解消ヨガのポーズ2選!
猫背におすすめのヨガのポーズを2つ紹介します。簡単なものなので、ぜひ実践してみてくださいね!
①キャットアンドカウ
猫のポーズ+牛のポーズの組み合わせで、背骨周りをしなやかにゆっくりと動かしていきます。
<ポーズの取り方>
①四つん這いになり、一度息を吸います
②吐く息で背中を丸めて、最後に目線をおへそに向ける
③次吸う息で背中をそらせて胸を開く、最後に目線は斜め上に向ける
④呼吸に合わせてゆっくり繰り返します
>>>point
・やりにくかったら呼吸と動きが合わなくてもOK!呼吸を優先しながら、動きはしなやかに!
・吸う息胸を開くときに、肩甲骨が少し腰の方に下がるイメージ!
②ラクダのポーズ
※腰に負担がかかりやすいため、腰痛をお持ちの方はお休みするか無理のない範囲でいきましょう。
縮こまっている顎下から首の前・胸の前側・お腹あたりまで心地よく開いていくポーズです。
<ポーズの取り方>
①立膝になり、握り拳一個分程度足幅を開いておく。両手は腰の後ろに当てる。
②吸う息は軽く胸を開いて、吐く息で上体を少しずつそらせていく。最後は軽く顎を上げてキープする。さらに余裕があれば、手をかかとにセットしてキープする
>>>point
・顎が上がりすぎて、首の後ろが潰れないように意識していく!
・腰がそりすぎないように、お腹を引き入れながら少しずつ上体を倒すイメージ!
ヨガのポーズを使って心地よく伸びた背中を作ろう!
少し肩の位置を意識するだけでも、首や肩・胸周りの緊張がほぐれ本来の位置に整っていきます。
ただ癖は中々抜けないので、ヨガのポーズを日常的に取り入れながら猫背解消に繋げていきましょう!