疲れたときに摂りたい!ビタミンB群とは?

ヨガライフ

朝起きても疲れが残っている、常に体がだるいなど、辛い疲労に悩んでいませんか?

寝ても休んでも疲労感が抜けない場合は、ビタミンB群が不足しているかもしれません。

この記事ではビタミンBとは何か、どんな食材に含まれているのかについて解説します。

ぜひ疲労回復や毎日の食事の参考にしてくださいね。

ビタミンB群とは?

「ビタミンB群」とは、水溶性ビタミンの一種。

私たちが生きるために必要なエネルギーの生成を助ける役割を果たしています。

ちなみに、“群”という言葉から想像できる通り、実はビタミンBは1種類ではありません。

「ビタミンB1」「ナイアシン」など8種類ほど存在しており、それぞれに細かい作用があります。

とはいえそれぞれを単体でとっても莫大な効果を発揮することは少なく、他のビタミンBや栄養と合わせてバランスよく取り入れることが大切。

次の項目ではビタミンBのより細かい種類や役割、おすすめの食材を紹介します。

ビタミンB群それぞれの種類・役割

ビタミンB1

「ビタミンB1」には糖質の分解を助ける役割があり、食べ物に含まれる糖質からエネルギーを作り出しています。
そのため、糖質が多い食事をしている人は不足しがち。

エネルギーが不足すると疲労を感じやすくなったり、頭の働きが鈍くなったりするため、次の食材から積極的に取り入れましょう。

▶︎おすすめの食材
豚肉、大豆、たらこ

ビタミンB2

「ビタミンB2」は脂質の分解を助ける役割があり、食べ物に含まれる脂質からエネルギーを作り出します。

肌や髪の毛などを健康的に保つ役割も果たしているため、肌荒れや髪のパサつきが気になる人は不足している可能性が大。

次の食材から取り入れましょう。

▶︎おすすめの食材
レバー、アーモンド、干し椎茸

ビタミンB6

「ビタミンB6」は、アミノ酸の代謝に関わる栄養素です。
アミノ酸はたんぱく質を構成する物質であることから、たんぱく質を多く食べる人は不足しがち。

肌や髪の毛、歯の健康を保つ役割もあるため、不足しないように気をつけましょう。

▶︎おすすめの食材
マグロ、レバー、ピスタチオ

ビタミンB12

「ビタミンB12」は、血液を作るために必要な栄養の一つです。
不足すると貧血のような症状や神経障害を引き起こすと言われています。

また、動脈硬化の原因である物質の血中濃度を正常に保つ役割も果たしているため、いつまでも健康でいたい人には必要不可欠な栄養と言えるでしょう。

▶︎おすすめの食材
しじみ、レバー、あさり、煮干し

ナイアシン

「ナイアシン」は、エネルギーの生産に大きく関係するビタミンです。
皮膚や粘膜の健康を保ったり、血行を良くしたりする作用もあると言われています。

口内炎ができやすい方、冷えやむくみを感じやすい方は、ナイアシンが不足している可能性があるので注意しましょう。

▶︎おすすめの食材
たらこ、煮干し、マグロ、レバー、落花生

パントテン酸

「パントテン酸」は脂質・糖質・たんぱく質の代謝を助け、エネルギーを生み出す栄養素。
名前の由来がギリシャ語で「どこにでもある」という意味の言葉である通り、多くの食品に含まれています。

あまり不足することはありませんが、次のような食品は定期的に取り入れるよう心がけましょう。

▶︎おすすめの食材
レバー、干し椎茸、納豆

葉酸

「葉酸」は血液を作り出すのに欠かせない栄養の一種。
“妊娠を望む女性に必要な栄養素”というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

免疫力を高めたり、粘膜を丈夫にしたりする働きがあるため、男女問わず取り入れることがおすすめです。

▶︎おすすめの食材
レバー、ブロッコリー、ほうれん草

ビオチン

「ビオチン」も、皮膚や粘膜を健康に保つために役立つ栄養素です。
肌荒れや口内炎がある人は不足している可能性が高いので要注意。

次の食べ物から、積極的に取り入れましょう。

▶︎おすすめの食材
レバー、卵黄、ドライトマト

まとめ

 

「疲れた」と感じるのは、エネルギーが不足しているからこそ。
普段の食事に加えビタミンB群を適度に取り入れて、疲労回復&疲れにくい体を目指しましょう!

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