眠れない人必見。睡眠を高める習慣とは?
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めてしまうなど、睡眠に関する悩みを抱えている人は多いもの。
心も体も休まった感じがせず、朝が来るたびにうんざりしてしまいますよね。
そんな方はぜひ、睡眠の質を高める習慣を取り入れましょう。
この記事では睡眠の質を高めるコツを紹介しますので、できそうなものから取り組んでみてくださいね。
睡眠の質を高める5つの習慣
呼吸を深める
ぐっすり眠るためにまずおすすめなのが、呼吸を深めること。
というのも、睡眠の質が下がる理由の一つに「自律神経の乱れ」が挙げられます。
自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」から成り立つ神経のこと。
心身の働きを司っており、両者のバランスが崩れると睡眠の質が下がります。
呼吸は自律神経と密接に関わっているため、呼吸をコントロールすれば自律神経をコントロールすることも可能。
深い呼吸を繰り返すと自律神経のバランスが整いやすくなると言われているため、寝付けない時はゆったりとした呼吸を繰り返してみてください。
ヨガやストレッチをする
続いておすすめなのが、寝る前にヨガやストレッチを行うこと。
実は、体の歪みも自律神経が乱れる原因の一つ。
神経伝達物質がスムーズに動かなくなったり、血行が悪くなったりします。
ヨガやストレッチで体をほぐせば歪みが緩和され、神経物質の伝達も血流もスムーズに。
その結果、ぐっすりと眠れるようになるでしょう。
何を行ったらいいかわからない人は、次のヨガポーズを取り入れてみてください。
【亀のポーズ】
「亀のポーズ」は股関節や体の背面をほぐすことができるヨガポーズ。
下半身の血流が良くなる他、体の背面の歪みが緩和されることで自律神経の伝達がスムーズになります。
<やり方>
1.両足を伸ばして座る
2.両膝を軽く曲げて外側に開き、足の裏を合わせ足で菱形を作る
3.体を前傾させ、両手を足の下に通す
4.上半身の力を抜き、背中を丸める
5.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・上半身は無理に倒さなくてよい
・背中に息を送るイメージで呼吸を繰り返す
お風呂にゆっくり浸かる
体の冷えも自律神経の乱れを引き起こします。
そのため、寝る前はゆったりとお風呂に浸かるのがおすすめです。
体がポカポカと温まることで血行が良くなり、自律神経が整いやすくなります。
自律神経が整えば睡眠の質が高まる他、精神的な不安やストレスを緩和することもできますよ。
スマートフォンやパソコンから離れる
帰宅後のリラックスタイム、ベッドに入ったタイミングなどは、ついついスマートフォンを操作したくなるもの。
SNSをチェックするのが習慣になっている方も多いことでしょう。
しかし、スマートフォンやパソコンなどから発せられる「ブルーライト」は、自律神経の乱れを引き起こします。
布団に入る1時間くらい前にスマートフォンやパソコンの操作をやめると、ぐっすり眠ることができるでしょう。
アロマを使う
アロマオイルの中には、睡眠の質を高める効果があるアロマがあります。
特におすすめなのが、ラベンダー。
心身をリラックスさせる「副交感神経」を優位にするため、ゆっくりと眠ることができます。
ちなみに、アロマを選ぶ時は精油100%のものを選びましょう。
お風呂に入れたり、肌に塗ったり、アロマディフューザーを使ったりと、取り入れ方はどんな方法でもOKです。
ライフスタイルに合わせて取り入れてみてください。
まとめ
以上、睡眠の質を高める5つの習慣をご紹介しました。
どれから取り入れようか迷う方は、まずは呼吸から取り入れるのがおすすめです。
自分の呼吸のリズム・音に意識を向け、長くゆったりとした呼吸を繰り返してみてくださいね。