止まらない食欲はヨガで解消！

「お腹が空いているわけではないのに食べてしまう…」
「どんなに食べても満足できない…」

そんな風に、止まらない食欲に悩んでいる人は少なくないはず。
とはいえ食べないとストレスが溜まってしまいますよね。

そんな方にも、実はヨガがおすすめです。

この記事では食欲を止めるコツや、おすすめのヨガポーズを紹介します。

食欲を止めるコツ

栄養バランスの乱れやストレスなど、食欲が増す理由には様々な原因が挙げられます。

その中でもヨガでコントロールしやすいのが、「自律神経の乱れ」です。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り立っており、交感神経は胃腸の働きを抑制し、副交感神経は胃腸の働きを活性化することがわかっています。

つまり、副交感神経が優位になりすぎると、食欲が増してしまうということ。

交感神経を優位にすることで食欲を抑えることができますが、交感神経ばかりが優位になると心身に別の問題が発生する可能性があるため、両者のバランスを保つことが大切です。

そこでおすすめなのが、体を動かすことで交感神経を刺激しつつも、深い呼吸で副交感神経にもアプローチできるヨガ。

数あるヨガポーズの中でも比較的アクティブなヨガポーズを行うことで、止まらない食欲をコントロールすることができます。

おすすめのヨガポーズ

チェアポーズ

「チェアポーズ」はお腹や脚など、大きな筋肉にアプローチできるヨガポーズです。
全身の引き締め、基礎代謝UPなどダイエットに嬉しい効果もたくさんあるため、食べすぎてしまった時にもおすすめ。
呼吸を止めないように意識しながら行いましょう。

＜やり方＞
1.両足で立ち、足を腰幅に開く
2.両手を腰に添え、息を吐きながら膝を曲げて腰を落とす
3.太ももと床が平行になるくらいまで腰を落とす
4.両手を前方、もしくは頭上に伸ばす
5.数呼吸繰り返す

＜ポイント＞
・膝がつま先より前に出ないようにする
・股関節を引き込み、お尻を後ろに突き出すイメージで腰を落とす
・上半身が前傾しすぎないようにする

ハイランジ

「ハイランジ」もお尻や脚など大きな筋肉にアプローチできるヨガポーズです。
下半身の引き締め、ヒップアップ、足のむくみ解消などの効果があります。
こちらも息が止まりやすいポーズなので、呼吸を意識しながら行いましょう。

＜やり方＞
1.両足で立ち、右足を大きく後ろに引いてつま先を立てる
2.左膝が90°になるまで曲げ、腰を落とす
3.両手を天井に向かって伸ばす
4.数呼吸繰り返す
5.両足で立った状態に戻り、反対側も同様に行う

＜ポイント＞
・後ろ足の膝はしっかり伸ばす
・前足はかかとの真上に膝がくるようにする
・骨盤は正面の壁と平行にする

英雄のポーズ2

「英雄のポーズ2」は集中力や活力を高める効果があるポーズです。
股関節の柔軟性アップ、全身の引き締めなどの効果もあるため、こちらもダイエットにおすすめ。
股関節がしっかりと開く感覚を感じながら行いましょう。

＜やり方＞
1.両足で立ち、足を肩幅の2倍くらいの広さに開く
2.右足のつま先を外側、左足のつま先を正面に向ける
3.右膝を90°に曲げて腰を落とす
4.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばす
5.息を吐きながら両手を開き、肩の高さに合わせる
6.目線を右手の指先に定め、数呼吸繰り返す
7.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

＜ポイント＞
・左右の足は均等な力で床を踏む
・肩が上がらないように首を長く保つ
・腰が反らないように尾てい骨を床に向ける

まとめ

ご紹介したヨガポーズは交感神経が活発になるため、寝る直前よりも朝や日中に行うのがおすすめです。
夜に行う場合は就寝の2時間くらい前に行うのがベスト。
習慣化することで体も引き締まるので、ぜひ続けてみてくださいね。