ヨギーができる「SDGs」な取り組みとは?
老若男女問わず関心が高まりつつある「SDGs」。
企業やイベントをあげての取り組みも増えており、個人で意識する人も増えてきました。
そこで今回は、ヨガに取り組むヨギーだからこそできるSDGsな取り組みについて解説します。
日常生活やヨガに取り組む中で、ちょこっとでも良いので意識してみてくださいね。
そもそも「SDGs」とは?
「SDGs(Sustainable Development Goals)」とは、2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための国際目標のこと。
次の17の目標から成り立っています。
1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公平をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう
個人の力では難しいものもありますが、今この瞬間から取り組めるものもあります。
私たちヨギーにできることについて次の項目で解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ヨギーにできるSDGs
ごみを出さない工夫をする
今日からでも取り組めるのが、ごみを減らす工夫をすることです。
ごみの処理は様々な環境問題に関わります。
エコバッグを持ち歩く、マイ箸を持ち歩くなど、気軽にできそうなことから始めてみましょう。
ドリンクはタンブラーで持ち歩く
ごみを減らす一環でもありますが、ドリンクはタンブラーで持ち歩きましょう。
プラスチックごみの削減に繋がり、とてもエコです。
毎日の生活はもちろん、スタジオレッスンに参加する際も意識することができます。
部屋やスタジオの温度設定に気を付ける
電気エネルギーやエアコンから発せられるフロンガスは、とても深刻な問題。
今より少しでも良い状態を作るためには、私たち一人一人の心がけが大切です。
寒い・暑いなど過ごしにくい日もありますが、室内の温度設定には気を付けましょう。
夏に冷やしすぎたり、冬に温めすぎたりせず、着るものや食べ物で調節してみてください。
食も持ち物も欲張らない
食べ物も持ち物も、欲張った分誰かが悲しい思いをします。
また、余った分を捨てることになればごみの量も増える物です。
何に対しても欲張りすぎず、必要なものだけを必要な分だけ手に入れるようにしましょう。
これはヨガの「ヤマ・ニヤマ」にも通じること。
つまり、ヨギーには欠かせない心構えです。
リサイクルできる・リサイクル素材を使ったアイテムを選ぶ
ヨガウェアやマットには、リサイクル素材で作られたものやリサイクルできる素材で作られたものが多くあります。
これらを選ぶのはとても地球にやさしいこと。
SDGsな取り組みと言えます。
とはいえ、前述の通り持ちすぎはNGです。
必要な分だけを持つ、買い替えるならリサイクルするなど「循環」を心がけてくださいね。
募金をする・募る
目標の1、2、6のように遠い国の誰かの支援を個人で行うのはなかなか難しいもの。
そんな時にできるのが募金です。
街頭募金を見かけたり、少額のお釣りを受け取ったりしたときは積極的に募金をする習慣を身につけましょう。
スタジオを運営しているインストラクターは募金を募るのも良いでしょう。
ヨガを伝える
ヨガを伝えることは目標の3の達成に繋がります。
インストラクターはもちろん、そうでない人も身近な人にポーズを教えたり、SNSで発信したりする取り組みは誰かの健康につながるものです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
意外と簡単なものも多かったはず。
一度にすべてを意識しなくてもかまいませんので、できそうなものから1つずつ取り入れてみてくださいね。