バランスポーズを安定させる!足裏トレーニング
ヨガの「バランスポーズ」とは、主に片足で行うポーズのこと。
立位のポーズの中でも不安定なため、いずれも難易度は高めです。
しかし、「木のポーズ」や「ダンサーポーズ」など美しいバランスポーズに憧れを抱いている人は多いはず!
そこでこの記事ではバランスポーズを安定させるためのトレーニングをご紹介します。
ぜひ今日からヨガの練習に取り入れてみてくださいね!
バランスポーズを安定させるには?
バランスポーズを安定させるポイントは様々ですが、まず大切なのが「足の裏」です。
実は足の裏には全身の約1/4にあたる骨が集中しており、歪みが生じやすいという特徴があります。
それでいて体を支える土台であるため、足裏が歪んでいてうまく使えないと不安定なポーズはキープしにくくなってしまうのです。
とはいえ“足の裏の歪み”といわれてもピンときませんよね。
そんな方はぜひ「土踏まず」に注目してみてください。
足の裏がべったりと床につく人、または土踏まずがほとんど床につかない人は要注意。
歪んでいる可能性があるので、ぜひ足裏の歪みを整える&活性化するトレーニングを行いましょう。
足裏トレーニング
足の裏を整えるためには、足裏や足指を動かすことが大切です。
次のトレーニングを参考に活性化を行いましょう。
立って行っても座って行っても構いませんので、リラックスした状態で取り組んでくださいね。
ボール踏み
「ボール踏み」はボールを使って足の裏を刺激するトレーニングです。
ボールは固すぎず小さすぎなければなんでもOKですが、特にオススメなのはテニスボール。
ほどよく弾力があるため、足の裏をしっかりと活性化することができますよ。
<やり方>
1.ボールを足の真ん中で踏む
2.適度に圧を加えながら前後にコロコロと転がす
3.指の付け根→土踏まず→かかとの順で垂直に圧を加える
4.2-3を数回繰り返す
5.反対足も同様に行う
<ポイント>
・強い痛みを感じる場合は椅子に座って行う
・ボールを転がすときは足の裏を満遍なく刺激する
・トレーニング前後で床に触れる足裏の感触の変化を感じる
グー・チョキ・パー
「グー・チョキ・パー」はその名の通り足指でそれぞれの形を作るトレーニングです。
足指をなるべく大きく動かすよう意識しながら行いましょう。
上半身に力が入りやすいので、肩の力は抜くよう意識してくださいね。
<やり方>
1.椅子に座り、両足を前に投げ出す
2.かかとを床につけ、つま先は自然に上に向ける
3.足の指をギュッと握り「グー」を作る
4.親指は手前、その他4本の指は前に押し出し「チョキ」を作る
5.親指を押し出し、その他4本のを手前に動かし反対の「チョキ」を作る
6.足指を思いっきり開き「パー」を作る
7.3-6を数回繰り返す
<ポイント>
・立って行う場合、難しい場合は片足ずつ行う
・足をつりそうな場合は様子を見ながら少しずつ行う
タオル寄せ
「タオル寄せ」は足の指でタオルを手繰り寄せるトレーニングです。
シンプルなトレーニングですが、足指も足裏もバランスよく動くため効果抜群!
タオルがない方は紐やリボン等を代用してもOKです。
<やり方>
1.タオルを床に指揮、長編の端に足の指だけをのせる
2.足指を握るように動かし、タオルを自分の方へ引き寄せる
3.2を数回繰り返す
<ポイント>
・できるだけ足の指だけを使って手繰り寄せる
・1回1回なるべく大きく手繰り寄せる
・紐やリボンで行う場合は片足ずつ行う
まとめ
とても地味なトレーニングですが、効果はてきめん!
うまくいかないとイライラしてしまうこともありますが、ぜひ心身ともにリラックスしながら取り組みましょう。
バランスポーズはもちろん、立位のポーズ全般の安定感がグッと増しますよ。