【ヨガとアロマ】頭痛に効く!ヨガとアロマでダブルアプローチ!
血流の滞り、肩こり、眼精疲労、ストレス、天気や気圧の変動…頭痛の原因は多岐にわたります。何らかの疾患や、激痛に悩まされる方は、病院での受診をおすすめしますが、片頭痛や緊張頭痛、一時的な軽いものであれば、ヨガとアロマのダブルアプローチで少し楽になるかもしれません。今回は頭痛緩和に効果のあるヨガポーズと、頭痛緩和の精油を使った入浴剤の作り方をご紹介します。ヨガの後はアロマのお風呂でリラックスして、痛みをリリースしましょう。
頭痛緩和におすすめのヨガポーズ・ストレッチ
①ウサギのポーズ
【やり方】
1.正座になります。
2.おでこを床につけ、両手のひらを顔の横に置きます。息を吸いながらお尻を上げ、
床との接点をおでこから頭頂へとゆっくり移動します。
3.首の後ろ側を長く伸ばして呼吸をします。できるようなら、両手を腰の上で組み、呼
吸に合わせて腕を前方へ伸ばします。
4.組んだ手を腰から遠く離し、バランスを取ります。
5.息を吐きながら両手を腰へ戻し、ゆっくりとカカトの上に腰を戻します。
6.両手を解いて握りこぶしを2つ作り、その上におでこを乗せ、身体を休めます。その
後ゆっくりと身体を起こして正座に戻ります。
②立ち前屈
【やり方】
1. ヨガマットのセンターに立ち、まっすぐ立ちます。両足でしっかり床を踏み、頭頂は天井の方に高く向けるようにして背中を伸ばします。
2. 息を吸いながら両手を天井の方に伸ばして身体を伸ばします。
3. 息を吐きながら両手を遠くの方へ伸ばし、深くお辞儀するようにして前屈します。
4. 両手は足の外側に置き、おでこをすねの方へ近づけます。お尻を高く上げ、首、肩をリラックスさせて背骨を長く伸ばします。
5. 息を吸いながら一度前を見て、吐きながら両手を腰に当て、吸いながらゆっくり身体をもとに戻し、両手を身体の外側に添えて、最初の立ちポーズに戻ります。
③下を向く犬のポーズ
【やり方】
1. ヒザを開いて正座をし、手を前に伸ばしながら前屈します。首の力を抜いてリラックスし、おでこを床につけます。(=チャイルドポーズ)
2. 足先を立てて、大きく息を吸いながら、チャイルドポーズの背骨の伸びをキープしつつ、ヒザを少しずつ伸ばしていきます。
3. 両手と両足の指の付け根で床を押すようにして腰を伸ばしたら、カカトを床につけるようにして、足の裏側を伸ばします。
4. ヒザを曲げて床につき、チャイルドポーズに戻ります。
頭痛緩和におすすめのアロマ入浴剤
精油は、頭痛緩和には、イランイラン、オレンジ・スイート、グレープフルーツ、ペパーミント、ラベンダーがおすすめです。
・準備するもの
精油合計1~5滴、重曹おおさじ2、容器(深めの小皿や小鉢など)、計量スプーン、耐熱性ガラス棒
・手順
1. 重曹おおさじ2を容器に入れ、精油を1~5滴加えてガラス棒などでよく混ぜ合わせます。
2. 湯を張った浴槽に入れ、全体を良くかき混ぜてから入浴してください。
重曹が家にない場合には、天然塩おおさじ2でも、同様の手順で入浴剤をつくることができます。重曹を用いた入浴剤は、肌への湯あたりがやわらかく感じますし、天然塩を用いた入浴剤は、血行をよくして、発汗を促すことで知られています。冷えからくる頭痛の場合には、ぜひ天然塩でアロマ入浴剤をつくることをおすすめします。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。ヨガで全体をストレッチし、アロマ入浴剤のお風呂に入ることで、血行促進、冷え改善、リラックスができれば、頭痛も少し緩和するかもしれません。
※痛みが続く、痛みの程度が重い場合は自己判断せず病院を受診することをお勧めします。軽度でも頭痛が続く場合は、必ず医師に診てもらうようにしてください。