内腿、固まってない?内腿をほぐすメリット&ヨガポーズ
「肩まわりが硬い」「股関節が硬い」というのはよく聞きますが、意外と見落としがちなのが「内腿」の硬さ。
実は内腿が固まっていると、様々な不調を引き起こす可能性があります。
この記事では内腿をほぐすメリットやおすすめのヨガポーズを解説するので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
内腿ほぐすメリット
普段あまり意識することが無い内腿ですが、実は内腿をほぐすと次のようなメリットがあります。
各症状に心当たりがある方、必見です。
股関節がやわらかくなる
股関節が開きにくい原因はいくつかありますが、そのうちの1つが内腿の硬さです。
内腿の筋肉が硬いと股関節まわりの動きが制限されるため、脚を開きにくくなります。
あぐらが辛い、開脚ができないという人は、内腿をほぐしてみましょう。
下半身の血行促進
内腿は体の中でも比較的大きな筋肉です。
ほぐすことで筋肉が血を巡らせるポンプの役割を果たしやすくなるため、下半身の血流がよくなります。
すると、冷えやむくみといったトラブルも緩和されやすくなります。
腰痛の予防・緩和
内腿と腰は一見関係がないようですが、実は「腸腰筋」という筋肉によって少しだけつながりがあります。
そのため、内腿をほぐすことで腰痛が緩和されるケースも。
腸腰筋がほぐれれば反り腰や骨盤の歪みも改善されます。
内ももをほぐすヨガポーズ
れまで意識していなくても、いざ内腿を伸ばそうとすると「痛たたた…」なんて痛みを感じる人もいるはず。
お風呂上りなどできるだけ体が温まっているときに、くれぐれも無理のない範囲で取り組みましょう。
扇のポーズ
「扇のポーズ」は座った状態で行うヨガのポーズです。
内腿をやさしく伸ばすことができる他、体側を大きく伸ばすため姿勢改善や肩こり解消にも効果的。
必ず左右行うようにしましょう。
<やり方>
1.マットの上で両足の裏を合わせて座る
2.右足のみ外側に開き、つま先を天井に向ける
3.息を吸いながら左手を持ち上げる
4.息を吐きながら体を右に倒す
5.数呼吸繰り返す
6.1の状態に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・足は無理に開かなくてOK
・左右の膝が一直線になるように足を開く
・ポーズ中は目線を天井に向ける
閂のポーズ
「閂のポーズ」は扇のポーズ同様、内腿を体側を伸ばすことができるヨガポーズです。
膝立ちの状態で行うため、体をより大きく伸ばすことができます。
ゆったりとした深い呼吸を意識しながら行いましょう。
<やり方>
1.マットに膝立ちになる
2.右足を外側に伸ばし、つま先を正面に向ける
3.息を吸いながら左手を持ち上げる
4.息を吐きながら体を右側倒す
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・足を外側に出した時、骨盤が持ち上がらないよう気をつける
・体が前傾しないように目線を天井に向ける
・肋骨を高く持ち上げるイメージで行う
四つ這いで内腿を伸ばすポーズ
「四つ這いで内腿を伸ばすポーズ」は、その名の通り四つ這いで体を安定させた状態で行うヨガポーズです。
内腿をしっかり伸ばすことができるため、痛みが出ない範囲で行うよう心がけましょう。
<やり方>
1.肩の真下に手首、股関節の真下に膝をついて四つ這いになる
2.左足を外側に伸ばし、つま先を前方に向ける
3.息を吸いながら尾てい骨を持ち上げる
4.息を吐きながらお尻を後ろに引く
5.内腿にストレッチ感を感じながら数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・外側に出している足は指でしっかりと床を踏む
・尾てい骨を持ち上げたままお尻を後ろに引く
・かかととお尻はつかなくてもOK
まとめ
内腿は普段あまり意識することがありませんが、実は腰回りや下半身と関係が深いパーツの1つです。
ぜひ毎日のケアを取り入れて、より快適な体を目指しましょう!