食べ過ぎはヨガでリセット!胃腸を整えるヨガポーズ
美味しいものが増える秋冬。
特に年末に近づくにつれてイベントや会食が増え、胃腸が疲れてしまうという方も多いかもしれませんね。
そこでこの記事では、胃腸を整えるヨガポーズについて解説します。
ぜひ体のケアとして取り入れてみてくださいね。
ヨガで胃腸を整えるポイント
「ヨガ=ダイエット」というイメージをお持ちの方は少なくないはず。
そのため「ヨガで胃腸を整えられるの?」と疑問に思ったかもしれませんね。
実は、ヨガは内臓に働きかけることができるエクササイズでもあります。
ポイントは「体をひねる」ことと「体側を伸ばす」こと、そして「深く呼吸をする」こと。
次の項目でおすすめのヨガポーズを紹介しますので、深い呼吸とともに取り組みましょう。
胃腸を整えるヨガポーズ
ねじりのポーズ
「ねじりのポーズ」はその名の通り体をひねるヨガのポーズです。
深くツイストすることで内臓に刺激が加わり、消化機能を活性化することができます。
また、上半身の筋肉がほぐれるため凝りの緩和にも効果的です。
<やり方>
1.マットに座り、両足を前方に伸ばす
2.右膝をたて、左足を跨ぐ
3.左手を右膝にかけ、背骨をまっすぐ伸ばす
4.息を吐きながら体を右にひねる
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・背骨をしっかり伸ばし、ヘソから深くひねる
・目線は後ろの壁に定める
・深い腹式呼吸を意識する
デッドウォーリアー
「デッドウォーリアー」も、体を深くツイストするヨガのポーズです。
腰まわりがよく伸びるため、腰痛の緩和にも効果的。
上半身の高さで強度を調節しながら行いましょう。
<やり方>
1.マットに座り、両膝を90度に曲げて立てる
2.両膝を右に倒し、左膝が左股関節の正面に、右膝が右股関節の真横に来るように調節する
3.左手を床から離し、上半身を右にツイストし両手を床につく
4.息を吸いながら背骨を伸ばし、吐く息に合わせて上半身を倒す
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・膝の角度は90度をキープする
・辛い場合は3の状態で呼吸を繰り返す
・上半身を倒す場合は背骨を伸ばしたまま前傾する
立位の三日月のポーズ
「立位の三日月のポーズ」は体側を大きく伸ばすヨガポーズです。
脇腹が伸びることで腸が刺激されるため、消化が促されます。
その他、姿勢改善や肩こり解消にも効果的です。
<やり方>
1.マットに両足で立ち、足を腰幅に開く
2.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばし、合掌する
3.息を吐きながら上半身を右に倒す
4.数呼吸繰り返す
5.2の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・上体が前傾しないようにポーズ中は目線を天井に向ける
・伸ばしている脇腹に呼吸を送り込むようなイメージで息をする
・椅子に座った状態で行ってもOK
扇のポーズ
「扇のポーズ」も体側を伸ばすことができるヨガのポーズです。
股関節まわりも伸びるため、骨盤の歪み解消や血行促進にも効果的。
肩こりや背中のこりを解消することもできます。
<やり方>
1.足の裏を合わせた状態で座る
2.右足だけ外側に開く
3.息を吸いながら左手を持ち上げる
4.息を吐きながら上半身を右に倒す
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・上体が前傾しないようにポーズ中は目線を天井に向ける
・つま先は天井に向ける
・股関節が硬い場合は、足幅を狭めて行う
まとめ
ご紹介したポーズは消化を助けるヨガポーズですが、食べた直後に行うのはNG。
かえって消化を妨げてしまったり、気持ち悪くなってしまったりする可能性があります。
最低でも食後1時間以上開けて行ってくださいね。