気持ちを落ち着けたい時は、このヨガポーズで深呼吸!

ヨガ・ヨガポーズ

大切なプレゼンを控えていて緊張したり、仕事のストレスでイライラしたり、人間関係で落ち込んだり……毎日の生活の中で、気持ちが落ち着かないシーンもあることでしょう。

そんな時は、ヨガのポーズを取り入れるのがおすすめです。
ゆったりと呼吸を繰り返すことで自律神経が整いやすくなり、気持ちがスッと落ち着きます。

この記事では呼吸が深まりやすくなるポーズ、つまり気持ちを落ち着けたい時におすすめのヨガポーズをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

気持ちを落ち着けるヨガポーズ

立位のバッタのポーズ

まずおすすめなのが、場所を選ばずにできる「立位のバッタのポーズ」です。
椅子に座った状態でもできるため、外出時や仕事中に気持ちが落ち着かなくなった時でも、すぐに取り入れられます。
肩こりの解消や姿勢改善にも効果的なポーズです。

<やり方>
1.両足で立ち、足を腰幅に開く
2.両手を体の後ろで組む
3.肘と肩甲骨を寄せ、胸を前に突き出す
4.目線を天井に向ける
5.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・腰が反らないようにする
・肩が上がらないように首を長く保つ
・胸に向かって深呼吸を繰り返す

立位の三日月のポーズ

「立位の三日月のポーズ」も、場所を選ばずにできるヨガポーズの一つです。
立位のバッタのポーズよりは大きな動きになりますが、こちらも座った状態で行ってもOK。
肩こりの解消、姿勢改善、消化機能を活性化する効果も期待できます。

<やり方>
1.両足で立ち、足を腰幅に開く
2.両手を天井に向かって伸ばし、手のひらを合わせる
3.息を吐きながら体を右側に倒す
4.深い呼吸を繰り返す
5.2の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・上体が前傾しないように、目線は天井に向ける
・ポーズが安定しない場合は指をしっかり組んで行っても良い
・ふらつく場合は足幅をやや広くして行う

猫の背伸びのポーズ

「猫の背伸びのヨガポーズ」は、四つん這いの状態で行うヨガポーズです。
こちらは自宅でのリラックスタイムや、朝一番に行うと良いでしょう。
肩こり解消、姿勢改善、内臓下垂の改善、消化機能の活性化に効果的です。

<やり方>
1.四つん這いになり、股関節の真下に膝をつく
2.両手を前に歩かせ、顎または額をマットにつける
3.尾てい骨を天井に向ける
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・骨盤の位置が前にずれないように気をつける
・肩甲骨に向かって深い呼吸を繰り返す
・辛い場合は手の幅をやや広くして行う

スフィンクスのポーズ

「スフィンクスのポーズ」は、うつ伏せで行うヨガポーズです。
こちらは寝たままできるため、朝や寝る前などベッドの中で行うと良いでしょう。
お風呂上がりなどのリラックスタイムに取り入れるのもおすすめです。
気持ちを落ち着けるほか、肩こりの解消、姿勢改善、背中・内腿の引き締め効果も期待できます。

<やり方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.肩の真下に肘をつき、上体を起こす
3.両手・肘で床を押し、目線と顎先を斜め上に向ける
4.お腹に向かって深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・ポーズ中は口をしっかりと閉じ、喉、胸、お腹にストレッチを感じる
・足幅が広くなりすぎないように、内腿の力でコントロールする
・肩が上がらないように、首を長く保つ

まとめ

ご紹介した立位のポーズは不安やイライラを感じた時に、残りの二つのポーズは自宅で継続して行うのがおすすめです。
肩こりや悪姿勢が改善されるのはもちろん、継続して行うことで自律神経が乱れにくくなり、心身ともに安定してきます。
どちらか1ポーズでもOKですので、深い呼吸を意識しながらヨガポーズにじっくり浸ってみてくださいね。

関連記事一覧