一年の終わりに、心を整える内観ヨガ
年末が近づくと、自然とこの一年を振り返る時間が増えてきます。
できたこと、できなかったこと、うまくいったこと、後悔が残ること。
忙しい毎日の中では気づかない感情も、年の終わりにはふと顔を出すものです。
そんな一年の終わりに大切なのは、静かに自分の内側を見つめる時間を持つこと。
無理に前向きになろうとせず、評価や反省から少し距離を置き、ヨガで心を整えてみませんか?
この記事では呼吸とともに体を動かし、今の自分をそのまま感じられる「内観ヨガ」をご紹介します。
年末に心がざわつきやすくなる理由

一年の終わりは、誰にとっても区切りのタイミングです。
人は区切りを迎えると、自然と過去を振り返り、未来を意識します。
そこで達成感や希望だけを感じられれば良いものの、なかなかそうは行かないもの。
むしろ、人間は後悔や焦り、不安に意識が向くことが多いため、年末になると心がざわざわします。
また、年末ならではの忙しさ、忘年会等の人付き合いが増えることで、自分の本音を感じる余裕がなくなることも、心がざわつきやすくなる原因の一つ。
そんな心のざわつきを抑えるためにも、外に向いていた意識をそっと内側へ戻しましょう。
ヨガを通して「今ここ」にある感覚を味わえば、心が少しずつ静まり、本来のバランスを取り戻すことができますよ。
心を整える内観ヨガ 3選

座位呼吸瞑想
「座位呼吸瞑想」は、ラクに座った状態で呼吸の出入りを観察する、シンプルなヨガです。
動きを最小限にし呼吸に意識を向けることで、心のざわつきを鎮められます。
一旦思考から距離を置き、感覚に意識を戻してみましょう。
<やり方>
1.あぐらで床に座るか、椅子に座る
2.目を閉じ、両手を膝か太ももの上に置く
3.鼻からゆっくりと息を吸う
4.鼻からゆっくりと息を吐く
5.呼吸の音に耳を傾けながら、3〜5分ほど繰り返す
<注意点>
・余計なことは考えず、呼吸の感覚に意識を置く
・息は口から吐いてもOK
・少しずつ深い呼吸へと移行していく
座位前屈のポーズ
「座位前屈のポーズ」は、座った状態で体を折りたたむヨガポーズです。
背中を丸めて前に倒れることで安心感が生まれる他、気持ちが内側に向くことで、心を落ち着かせる効果も期待できます。
さらに、骨盤まわりがほぐれることで、血行促進、冷え・むくみの緩和にも効果的です。
<やり方>
1.あぐらで床に座る
2.背中を丸めたまま、上半身を前に倒す
3.手や額は床やクッションに預け、脱力する
4.深い呼吸と共に30〜60秒キープする
<注意点>
・無理に深く倒れなくてOK
・背中に呼吸を送るイメージで深く呼吸する
・股関節がつらい場合は膝の下にクッションを入れる
仰向けボディスキャン
仰向けで全身を床に預け、緊張を手放す内観的なリラクゼーション。
ヨガでは「シャバーサナ」と呼ばれ、レッスンの終わりに必ず取り入れられています。
しかし、ここでは深く考えずに脱力するだけでOK。
体の感覚を一つずつ感じることで、心と体のつながりを取り戻します。
<やり方>
1.仰向けに寝る
2.足は腰幅に開き、両手は自然に体側に添える
3.呼吸を少しずつ深める
4.吐く息に合わせて、足先から順に力を抜く
5.体が床に沈み込んでいくような感覚を感じながら、深い呼吸を繰り返す
<注意点>
・口周りや目元など、顔も脱力する
・寒い場合はブランケットなどをかけて防寒する
まとめ

一年の終わりは、反省するためだけの時間ではありません。
ここまで歩いてきた自分を、いったん立ち止まって見つめるための時間です。
否定せず、無理に評価せず、ただただ深い呼吸と共に心身と向き合ってみましょう。
すると、自然と次の一年に向けての準備が整うはずですよ。
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