夏の疲れは「胸を開く」ヨガポーズで解消!
暑い日が続くと、なんだか疲れが抜けない感じがしませんか?
夏の疲れは暑さだけでなく、冷房や冷たい飲み物による冷えや、寒暖差を感じることによる自律神経の乱れが原因の可能性もあります。
そこでおすすめなのが、「胸を開く」ヨガポーズです。
胸を開くと血流がよくなることで体が温まったり、呼吸が深まることで自律神経が整いやすくなったりします。
「なんだか疲れが取れないな・・・」とお悩みの方は、ぜひ取り入れてくださいね。
胸を開くヨガポーズ
ベビーコブラのポーズ
「ベビーコブラのポーズ」は、うつ伏せの状態で行うヨガポーズです。
寝たままできるため、朝一番にベットや布団で行うのがおすすめ。
消化機能の活性化、姿勢改善、背中の引き締め効果も期待できます。
<やり方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両手を胸の横につき、脇を締める
3.肩を下げ、首を長く保つ
4.背中の力を使いながら上半身を持ち上げる
5.両手で軽く床を押し、深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・ポーズ中に足が開かないように内腿の力でコントロールする
・肩が上がらないように、常に首を長く保つ
・余裕があれば両手でマットを押し、両手が伸びるまで上体を起こす
猫の背伸びのポーズ
「猫の背伸びのポーズ」は、四つん這いで行うヨガポーズです。
消化機能の活性化、姿勢改善効果の他、肩こりの解消にも効果的。
ゆったりとした呼吸を意識して行いましょう。
<やり方>
1.四つん這いになり、股関節の真下に膝をつく
2.両手を前に歩かせ、額をマットにつける
3.尾てい骨を天井に向ける
4.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・骨盤が前に移動しないように気を付ける
・肩甲骨に向かって呼吸を送り込むイメージを持つ
・余裕がある場合は額ではなく顎をマットにつけて行う
ラクダのポーズ
「ラクダのポーズ」は、膝立ちの状態で行うヨガポーズです。
姿勢改善、腰痛改善に加え、肩こりの解消や背中の引き締めにも効果的。
少し難易度が高いポーズなので、無理のない範囲で行いましょう。
<やり方>
1.膝立ちになり、足を腰幅に開いてつま先を立てる
2.両手をお尻のやや上に添え、指先を下に向ける
3.肘と肩甲骨を寄せる
4.足の付け根を前に押し出し、胸を開いて目線を天井に向ける
5.余裕があれば両手を腰から離し、かかとをつかむ
6.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・腰で反るのではなく、足の付け根を前に押し出すイメージで後屈する
・ポーズ中は胸をしっかりと前に押し出す
・腰から手を離した場合、ポーズをやめるときは手を腰に戻してから上体を起こす
バックベンド
「バックベンド」は、立った状態で行うヨガポーズです。
姿勢改善効果の他、リフレッシュ効果が高いため、仕事や家事の合間に行うのもおすすめ。
座ったままでもできるため、こまめに取り入れてくださいね。
<やり方>
1.両足で立ち、足を腰幅に開く
2.大きく息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばす
3.手のひらを合わせる
4.次の吸う息に合わせ、上体をやや後傾させる
5.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・ポーズが安定しない場合は足幅を広めにする
・肩が辛い場合は手を合わせず、2の状態で後屈する
・無理に反らず、心地よさを感じる範囲で行う
まとめ
ご紹介したポーズは、朝に行っても夜に行ってもOKです。
朝に行えば1日清々しい気分で過ごすことができ、夜に行えばぐっすりと眠ることができます。
また、お昼に行えば日中の疲れを和らげるため、リフレッシュ効果抜群です!
1ポーズでもOKなので、できるタイミングでこまめに取り組んでみてくださいね。
すると、夏の疲れを忘れて毎日元気に過ごすことができるはずですよ!