春の「のぼせ」を鎮める。自律神経を整える美姿勢ヨガ
少しずつ春の訪れを感じ始める3月。
なんだか心も体もワクワクしますが、実はこの季節特有の激しい寒暖差、「春一番」の強い風は、自律神経を乱す大きな要因になります。
なんとなく頭がぼーっとする、イライラが止まらない、夜なのに目が冴える……。
そんな「春ののぼせ」を感じていませんか?
そこでこの記事では、首筋や鎖骨周りの詰まりをとって溜まった熱を逃がし、心身をフラットな状態へ整える美姿勢ヨガをご紹介します。
自律神経を整える美姿勢ヨガポーズ

首横のストレッチ
春の自律神経ケアで最も大切なのが、脳と体をつなぐ「首」の緊張を解くことです。
特に耳の後ろから鎖骨へと伸びる「胸鎖乳突筋」が硬くなると、呼吸が浅くなり、脳が興奮状態から切り替わりにくくなります。
首横を優しく伸ばしてリンパの流れを促進し、顔周りの「のぼせ」や火照りをスッキリと鎮めましょう。
<やり方>
1.マットか椅子に座り、背筋を伸ばす
2.首を右に倒す
3.余裕があれば右手を頭に添え、より深く倒す
4.深い呼吸を繰り返す
5.1に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・手で強く引っ張らず、頭の重みを生かす
・肩が耳に近づかないよう、肩甲骨を下げる
牛の面のポーズ
「牛の面のポーズ」は、肩甲骨周りを大きく動かすヨガポーズ。
背中の大きな筋肉を刺激して血流を促すとともに、縮こまった胸を開く効果があります。
春は「のぼせ」により熱が上半身にこもりやすいため、肩回りを動かして脇の下にあるリンパ節を刺激することで、熱を全身へ効率よく循環させることができるでしょう。
<やり方>
1.マットか椅子に座り、背筋を伸ばす
2.右腕を上げ、肘を曲げて手のひらを肩甲骨の間に置く
3.左腕を下から回し、可能であれば背中で両手を繋ぐ
4.肘を後ろに引き、胸を高く突き上げて深い呼吸を繰り返す
5.1に戻り、反対側もどように行う
<ポイント>
・視線はまっすぐ前か斜め上を見る
・腰が反らないように気をつける
・手が届かない場合はタオルを持って行う
猫の背伸びのポーズ
「猫の背伸びのポーズ」は、自律神経の通り道である背骨を優しく伸ばし、胸郭を広げるヨガポーズです。
脇から胸にかけてを深くストレッチすることで、肺に新鮮な空気が入りやすくなり、心の落ち着きを取り戻せます。
また、首の付け根の緊張を解くことで、眼精疲労の緩和にも効果的です。
<やり方>
1.四つん這いになり、膝を股関節の真下に置く
2.両手を少しずつ前に歩かせ、額または顎を床につく
3.尾てい骨を天井に向ける
4.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・肩に痛みがある場合は、両手の幅を広めする
・額をつくのが苦しい時はクッションを敷いて調整する
・お尻が前後にズレないようにする
魚のポーズ
「魚のポーズ」は、喉元と胸を大きく解放する、「春ののぼせ」対策に最適なヨガポーズ。溜め込んだ感情やストレスを放出しやすくします。
眠りが浅い夜や、デスクワークで首・肩がガチガチになった一日の終わりに特におすすめです。
<やり方>
1.仰向けになり、両脚を揃える
2.両手のひらを下向きにして、お尻の下に差し込む
3.肘で床を強く押し、胸を高く持ち上げて、頭頂を床につける
4.胸を天井へ引き上げ、肩甲骨を寄せる
5.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・ポーズ中は肘で床を押し続ける
・喉がつらい場合は口を軽く開けてもOK
・余裕があれば目を閉じる
まとめ

「なんとなく調子が悪い」と感じるのは、体が季節の変化に一生懸命適応しようとしている証拠。
そんな時はヨガで詰まった部分に「スペース」を作り、深い呼吸を流し込むことを大切にしましょう。
首や胸周りが開くと、姿勢が整うだけでなく、心にも余裕が生まれますよ。
忙しい毎日だからこそ、一日の終わりに数分、自分の体と対話する時間を設けてみてくださいね。
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