月の満ち欠けに合わせたヨガを知ろう!『満月〜下弦の月』編

ポーズ

特に女性の体と密な関係性を持つ月のサイクル

「男性=太陽、女性=月」と表されるほど、女性と月は切っても切り離せない関係と言われています。

例えば、女性にしか起こらない「月経」。
これも漢字の中に「月」が使用されていますよね。

月の周期は約29.5日と言われており、この周期で新月から月が満ちていき、満月になってまた新月に向かってかけていくサイクルが繰り返し行われています。

女性に起こる「月経」のサイクルも約28日(個人差あり)と言われており、月のサイクルとほとんど同じであることが伺えます。

また不思議なことに、月の引力が最も大きくなる満月や新月近くに月経が始まる方が多いという研究結果も報告されているのです。

満月から下弦の月の期間に起こりやすいこと

満月は特に、いいエネルギーも悪いエネルギーも思い切り引き寄せる日です。

知らず知らずの間に無茶をしたり頑張りすぎてしまうこともあるため、満月周辺は特にご自身の身体や心を労わるようにペースをスローダウンさせて過ごすのが良いです。

また下弦の月に向かって、浄化力が高まっていくので、普段忙しく外に向きがちな意識を内に向けることができるメディテーションなどもおすすめ。

内なる声に耳を傾ける時間を少しでも作ることで、不要になったものが何か・本当は手放したいものは何かなどを知ることができます。

満月から下弦の月の期間におすすめな月美容は?

満月まで様々なものを溜め込みやすくなっていた体が、少しずつデトックスし始めます。

なんとなくむくみがひどいと感じていた方は、ゆっくり半身浴をしたり体を温めることで発汗を促すのも良いでしょう。

また、満月前後は、陰の力とのギャップが大きくなり眠りにくくなったりもします。

睡眠不足は美容の大敵ですので、下弦の月に向かって良質な睡眠を心がけることもとても大事です。
睡眠は肌はもちろん、心の健康にも大きく影響するため、アロマの香りがするアイマスクなどを使用するのも良いかもしれません。

満月〜下弦の月に合わせたヨガのポーズ2選!

少しずつデトックス効果を高めるポーズを2つ紹介していきます。

①花輪のポーズ

足の付け根を大きく緩めるポーズで下半身のむくみをリセットしましょう。


<ポーズの取り方>
①足を腰幅に開き、両手を胸の前で合掌しましょう。足先は少し外に向けておく。
②吸ってお腹を引き入れて、吐く息で膝を曲げて腰を落とす。
③両肘を両膝の内側にセットし、肘と膝で押し合うように体をキープし呼吸を繰り返しましょう!

>>>point
・お腹を引き入れて骨盤をしっかり立てることで自然と背筋が伸びていきます。
・肩が前に出やすいので、肩甲骨を腰の方に下げるイメージ!

②シャバーサナ

シンプルで蔑ろにされがちですが、5分のシャバーサナで1・2時間の睡眠効果があると言われています。

また、レッスンの最後に行うことでそれまで行ってきたポーズや流れを更に良質なものにしてくれます。
<ポーズの取り方>
①仰向けになり、足は腰幅かマット幅。両手は身体の横から離して手のひら天井に向ける。
②身体の裏側を優しくマットに預けるようにして呼吸を5分〜10分行っていく。

>>>point
・寝ている、と起きている、の丁度間を続けていくようなイメージ!
・腰に痛みや違和感があれば、両膝を立ててOK!

月のサイクルに合わせて過ごし方を変えてみよう!

月の満ち欠けに合わせた特性を知るだけで、事前に身体や心の変化に気づき行動することができます。

ぜひ簡単に月の満ち欠けを意識しながら、過ごしやすい毎日を作ってくださいね。

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