アシュタンガヨガってなに?誰におすすめ?適した人とは

ヨガの種類

「アシュタンガヨガって聞いたことあるけど、どんなことをするヨガなんだろう?」と思われている方へ。
アシュタンガヨガでは何をするのか、どんな人に向いているのか、どんな効果があるのかなど、疑問がたくさん浮かびますよね!
そこで今回は、謎多きアシュタンガヨガについて解説していきたいと思います!
ぜひ最後まで読んでみてください。

アシュタンガヨガとは?


「動く瞑想」とも言われるアシュタンガヨガは、決められた一連のポーズを連続して行うスタイルのヨガ。
エネルギッシュな動きと正確な呼吸を通じて、心身の調和を目指します。
アシュタンガヨガは、ヨガのバイブルと言われる「八支則(はっしそく)」を実践するためのアーサナとして古代インドのヨギーによって考案されました。

ヨガの八支則って何?

「八支則」は、古代インドの哲学者・パタンジャリによって提唱された、ヨガを行う上での8つの段階を示す哲学的な指針であり、心身の調和と成長を促進するための基本原則です。
八支則は以下のような要素から成り立っています。

・「ヤマ」と「ニヤマ」:道徳的・倫理的な指針を示し、他者や自己へ取るべき態度について示す
・「アーサナ(ポーズ)」と「プラナヤマ(呼吸法)」:身体と呼吸を整え、機能させる
・「プラティヤーハーラ(感覚の制御)」と「ディハーナ(瞑想)」:精神的な集中と内省の状態を目指す
・「ディヤーナ(瞑想)」と「サマーディ(瞑想の高次な状態)」:悟りとも言われ、深い平和と心の平静を追求する

アシュタンガヨガは、究極的には、八支則の最終目標であるサマーディの状態に導くためのプラクティスなのです。

アシュタンガヨガの特徴


アシュタンガヨガは、激しく身体を動かすエネルギッシュなヨガと静的なポーズの組み合わせが特徴的。
他のスタイルのヨガと比べると、以下のような特徴があります。

1. エネルギッシュな動きと流れ

アシュタンガヨガでは、ポーズを特定の順序で連続的に行います。
この流れるような動きによって、身体全体の筋力と柔軟性が同時に鍛えられ、代謝もUPします。

2. 呼吸の重要性

アシュタンガヨガでは、喉の奥を鳴らしながら胸式呼吸を行う、「ウジャイ呼吸」と呼ばれる呼吸法が重要な役割を果たします。
この特別な呼吸法によって、身体への酸素供給が増え、内臓や細胞に活力が与えられます。
また、呼吸と動きの連動によって交感神経が優位になり、深い集中力とマインドフルネスが養われます。

3. 自己成長と内省への導き

アシュタンガヨガは、八支則と呼ばれる哲学的な原則を取り入れたムーブメント。
これによって、身体の健康だけでなく、内なる平和や洞察を追求することができます。
アシュタンガヨガを日々実践することで、ポーズの練習を通じて物理的な健康を高めつつ、心の成長と調和を追求できるのです。

アシュタンガヨガの効果とは?


アシュタンガヨガは様々なヨガスタイルの中でも運動量が多く、筋力や柔軟性が向上します。また、バンダ(締め付け)を意識した動きやウジャイ呼吸により、代謝がアップし、ダイエット効果も期待できます。同時に、集中力や力強いマインドを手に入れるこ。

具体的には、以下のような効果が期待できます。

・筋力と柔軟性の向上
・姿勢の改善
・身体のバランスと調和の促進
・新陳代謝の刺激と代謝率の向上
・ストレス軽減とリラックス効果
・集中力の向上
・呼吸の調整と深化

アシュタンガヨガに向いている人は?

アシュタンガヨガはバランスを保ちつつエネルギッシュなポーズを行いたい人や、集中力や代謝を向上させたい人に向いています。

アシュタンガヨガがおすすめの人:
・ヨガ初心者や経験者:ポーズの流れや呼吸法の基本を学びながらレベルアップできる
・運動好きな人:エネルギッシュで動きのあるヨガを楽しめる
・ストレスを感じる人:瞑想と運動の組み合わせで心身のリラックスを味わえる
・バランス力を養いたい人:八支則に基づくアプローチで心と体の調和を目指せる。

まとめ


以上、アシュタンガヨガの歴史、特徴、適した人や心身への効果についてご紹介しました。
体も心も整え、鍛えられるアシュタンガヨガ。気になる方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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