夏のヨガに要注意!安全に行うポイントとは?
「暑い夏だからこそ、ヨガでリフレッシュしたい!」という人は少なくないはず。
しかし、夏のヨガには様々な危険が潜んでいます。
何もケアをせずに続けた結果、重度の体調不良を引き起こしてしまったというケースも…。
そうならないよう、この記事では夏のヨガが危険な理由や安全に行うポイントを解説します。
夏のヨガはなぜ危険?
「ヨガはハードな運動じゃないから大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、実は夏場のヨガは意外と汗をかいたり肉体的に疲労を感じたりするもの。
次のような危険を伴うことがあります。
脱水症状になりやすい
常温のスタジオであっても、ヨガで体を動かすと汗をかくことがあります。
それに気づかず水分を取らないと、脱水症状になることがあるため注意が必要です。
特に気をつけてほしいのが、ゆったりと体をほぐすヨガ。
筋肉を伸ばすことで血行が良くなり、その結果体が温まるため、自分でも気づかぬうちにじわじわと汗をかいていることがあります。
そのままお風呂に入ってさらに汗をかけば、より脱水が進んで体調不良を起こしてしまうこともあるでしょう。
熱中症になる可能性がある
夏になるとビーチヨガやパークヨガを楽しむ人が増えますが、屋外でのヨガは熱中症に注意が必要です。
ポーズに集中しているうちに頭痛やめまいを感じ、そのまま病院に搬送されるというケースも少なくありません。
また、季節問わずホットヨガは熱中症になりやすい環境です。
慣れていない方は熱中症の前段階、のぼせを感じる可能性も高いため注意しましょう。
夏のヨガを安全に行うには?
にヨガを行うのが危険だからといって、おやすみする必要はありません。
きちんと対策をとれば夏でも屋外でもヨガを楽しむことができます。
ぜひ次のポイントを取り入れてみてくださいね。
水分補給を行う
まず大切なのが水分補給です。
こまめに水を飲むよう意識すれば、脱水症状も熱中症も防ぐことができます。
ポイントはお茶やコーヒーではなく水を飲むこと。
カフェインが含まれたドリンクには利尿作用があるため、かえって脱水症状を招くことがあります。
また、一度にたくさん飲むのではなく、こまめに水分を取ることも重要です。
一回で吸収できる量には限りがあるため、100〜200mlを目安に飲みましょう。
環境を整える
常温のスタジオでヨガを行う場合は、エアコンをうまく活用しましょう。
室内が暑くなりすぎないように調整しておくと、安全にヨガに取り組むことができます。
エアコンがない場合は窓を開け、風を通すのがベスト。
窓は2箇所以上開けると風の通りがよくなるため、ぜひ参考にしてください。
屋外で行う場合は場所を選ぶ
屋外でヨガを行う場合は、日陰や風がよく通るところをチョイスしましょう。
すると少しだけ涼しくなり、熱中症を防ぐことができます。
くれぐれも直射日光が当たるところや、風がなく蒸し暑いところで行わないよう、気をつけてくださいね。
屋外では日焼け対策を行う
屋外でのヨガは、脱水や熱中症対策だけでなく日焼け対策も必須です。
長時間直射日光に当たり続けると、火傷と同等の日焼けをしてしまう可能性があります。
また、直射日光を避けても紫外線は避けきれません。
熱中症対策の意味も込め帽子をかぶったり、サングラスや日焼け止めをうまく活用したりしながらヨガを楽しみましょう。
まとめ
ヨガに夢中になってしまうと、ついつい水分補給を忘れてしまうことがあります。
気付いた時に一気に飲んでも吸収しきれないため、日頃からこまめに水分をとる癖をつけておくといいでしょう。
また、水分だけでなく塩分やミネラルの補給も大切です。
スポーツドリンクやサプリメント等も取り入れながら、安全に夏のヨガを楽しんでくださいね。