バタバタしがちな年末年始におすすめのメンタルケア方法

ヨガライフ

忙しい年末年始は、精神的にも疲れがち。
慌ただしさに任せて放っておくと、重大な不調を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

この記事では手軽にできるメンタルケア方法を紹介しますので、ぜひできそうなものから取り入れてみてくださいね。

手軽にできるメンタルケア方法

メンタルケアの鍵となるのが「自律神経」です。
自律神経を整えると身体的に安定するだけではなく、精神的にも安定することがわかっています。
以下の5つの方法は自律神経が整いやすくなると言われているため、ぜひ取り入れましょう。

▶︎ゆったりとお風呂に浸かる

手軽にできるメンタルケアとしてまずおすすめなのが、湯船に浸かることです。
自律神経は血流と深く関連しており、入浴によって血行がよくなると自律神経が整いやすくなります。

ただ、熱過ぎるお湯に浸かるのはNG。
42度を超えるお湯だと気持ちをアクティブにする「交感神経」が刺激され、精神的にも肉体的にもリラックスできなくなる可能性があります。

40度前後のややぬるめのお湯に、ゆっくりと浸かることを意識ましょう。

▶︎アロマオイルを炊く

メンタルケアの一つとして、アロマオイルもおすすめです。
特にラベンダーやサンダルウッド、オレンジスイートなど、気持ちを落ち着ける「副交感神経」にはたらきかけるアロマを取り入れると、心身ともにリラックスできます。

アロマオイルを選ぶポイントは、精油100%のものを選ぶこと。
精油100%のものであれば肌に直接塗ることができ、炊くだけでなくマッサージやスキンケアにも活用できます。

▶︎好きな音楽を聴く

実は音楽も副交感神経にはたらきかけることがわかっています。

基本的には好きな音楽で問題ありませんが、可能であれば激しい音楽は控えた方がベター。
ゆったりとした音楽や落ち着いた音楽を聴くと良いでしょう。

また、クラシックや自然の音を取り入れたBGMなどもおすすめです。

▶︎呼吸を深める

呼吸も自律神経と深く関係しており、呼吸が深まると自律神経が整いやすくなります。
「なんだか落ち着かない」「今日は疲れているかも」と思ったら、ゆっくりと呼吸をしてみましょう。

また、息を吐く行為は副交感神経に作用します。
可能であれば吸う息よりも吐く息をやや長くすることを意識しましょう。

【呼吸の深め方】
1.両手をお腹に当てる
2.一度息を大きく吸い、体が空っぽになるまで息を吐く
3.次の息から5秒かけて吸い、5秒かけて吐く
4.慣れてきたら6秒、7秒、8秒と呼吸にかける時間を増やす
5.長い呼吸に慣れてきたら、徐々に自然な呼吸に戻す

<ポイント>
・お腹を膨らませたり凹ませたりするイメージで呼吸する
・呼吸は鼻から吸い込む
・吐く時は口からでも鼻からでも良い

▶︎ヨガ・ストレッチで緊張をほぐす

血流が良くなると自律神経が整いやすくなることから、ヨガやストレッチもメンタルケアに効果的です。
筋肉の緊張がほぐれると血行が促進され、体があたたまりやすくなります。

また、ヨガやストレッチの内容によっては呼吸も深まるため、筋肉・呼吸の2箇所から自律神経にアプローチすることができ、効率よく整えられるでしょう。

【おすすめのヨガポーズ:ダウンドッグ】
1.四つん這いになる
2.つま先を立て、息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.息を吐きながら指先から尾てい骨までを一直線にする
4.かかとを床に近づけ、可能な範囲で膝を伸ばす
5.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・腕は耳の横か少し後ろの位置に来るようにする
・お腹を太ももに近づけるイメージで上半身を伸ばす

まとめ

無理に5つ全てを行おうとせず、できるものからでOKです。
「入浴」「呼吸」などできそうなものから取り入れて、メンタルを労ってくださいね。

関連記事一覧