月の満ち欠けに合わせたヨガを知ろう!『下弦の月〜新月』編
昔の人も月の満ち欠けを利用した生活をしていた
「ムーンサイクルヨガ」や「月の満ち欠けカレンダー」など、最近では月の満ち欠けと組み合わせたものが非常に多くなっており、ムーンサイクルを目にする機会も多いのではないでしょうか。
実は月の満ち欠けは最近注目されているわけではなく、昔の人たちもうまく利用しながら生活していたと言われています。
何か始めるのに最適な日とされる新月に、野菜などの「種まき」を行い、月が満ちていくのに合わせて肥料や水を多く「与え」られていました。
上弦の月ごろには新芽が出て、さらに与えていく期間の中で必要な栄養を与え、満月に開花。
そこから月が今度は欠けていくのに合わせて、剪定をしたり余計な雑草を抜いていく期間として農業などを行われていたのです。
下弦の月から新月の期間に起こりやすいこと
月が欠けていくラストスパートとなるこの期間は、身体も心もさらにデトックスしやすい状態になっていきます。
普段あまり便通が良くない方は、デトックスしやすいように白湯などをこまめに取ることもおすすめです。
また、不要になった思考や思い出もクリアにしやすい期間です。
瞑想を行ったり、ジャーナリングを行い、今現在の自分を苦しめていて不要な思考を手放しても良いかもしれませんね。
とにかくこの、「下弦の月〜新月」の期間は、デトックスや断捨離、放出などを意識して過ごすと、普段よりも快適に不要なものを手放すことができますよ。
下弦の月から新月の期間におすすめな月美容は?
上記でも挙げたように、とにかくデトックスに最適な期間。
思いがこもりやすいと言われている髪の毛も、この時期にバッサリ切ることで、なんとなく後ろ髪を引かれていた出来事などとおさらばできるかもしれません。
また肌のゴワつきやざらざら感を感じる方は、スクラブやクレイパックなどの角質除去を行うようなスキンケアがとてもピッタリです。
そして何より美肌に近づけるために重要なのは内臓環境ですね。
白湯を飲んだり、心地よく体を動かすようにすることで内臓環境が整い老廃物を排出しやすい体になっていきます。
「内臓はお肌のかがみ」と言われているように、高いスキンケア用品を使うよりもまずは内臓環境がしっかり整っていることで美肌につながります。
それまで溜め込んでいた老廃物はこの期間にしっかりデトックスし美肌に繋げていきましょう!
下弦の月〜新月に合わせたヨガのポーズ2選!
デトックスをより促すことができるヨガのポーズを2つ紹介していきます!
①ハイランジツイスト
足の付け根を伸ばしつつ、体捻る動きを使ってデトックス効果を高めます。
<ポーズの取り方>
①タダーサナから右足を大きく後ろに引く。踵を浮かせるようにつま先立てましょう。
②両手腰に当てて、吐く息で腰を落とす。踵の上に膝がくるように。
③安定したら、右肘を左膝の外側にかけて両手胸の前で合掌。
④吐く息と共に身体のねじりを深めていくイメージ!!
>>>point
・力は使わず、吸う息で背筋が伸びて、吐く息で身体のねじりが深まっていくように!
・かかとは後ろに蹴り出すことで、身体の軸を作ることができます。
②ハーフピジョン
この時期凝り固まりやすい骨盤周りをじっくり緩めることができるポーズ。
<ポーズの取り方>
①四つ這いから手と手の間に右膝を滑らせて下す。左足は後ろにまっすぐ引いていきましょう。
②吸って軽く胸を開いて、吐く息と共に上体を下ろす。おでこ床でも両肘床について軽く起こしていてもOK!呼吸を繰り返す。
>>>point
・お尻が落ちて骨盤開きやすいので、やりにくければお尻の下にタオルを敷く
・他のポーズよりも少し長めにキープすることで奥から力みを手放すことができます。
月の満ち欠けに合わせて自然な美しさを作っていこう
月の満ち欠けに合わせた変化を知っているだけでも、過ごし方を少し意識することができますよね。
ぜひ無理のない範囲で、デトックスできる方法を取り入れてみてくださいね。