ヨガでメンタルを改善!オススメのポーズをご紹介

メンタル

ヨガにはダイエット効果や不定愁訴の改善など様々な効果がありますが、その中でも近年注目されているのが心に対する効果です。

実は、ヨガには精神を安定させたり気持ちを強くしたりする効果もあると言われています。

この記事ではなぜヨガがメンタルに好影響を及ぼすのか、また、メンタルの安定や強化に効果的なポーズをご紹介します。

ヨガがメンタルの安定に効果的な理由


・自律神経が整う

「自律神経」とは、心身を司る神経のこと。
自律神経が乱れると内臓の働きに支障が出たり、イライラや不安が募ったりと体にも心にも様々な影響がでます。

そんな自律神経を整えるポイントとなるのが「呼吸」。
呼吸が深まると自律神経が整うと言われています。

ヨガは深い呼吸を意識し、ポーズを通して呼吸を深めていくため、自律神経を整えるのに非常に効果的なのです。

・セロトニンが出る

ヨガを行うと、「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されることが研究で分かっています。

セロトニンとは別名「幸せホルモン」とも呼ばれているほど、精神の安定に深く関わるホルモンです。
分泌が促されることでストレスが軽減されたり安心感を高めたりするため、ヨガを積極的に行うとメンタルが安定すると言われています。

・自分と向き合う時間ができる

ヨガはポーズを通して自分と向き合うことができます。

昨日できなかったことが今日はできたり、昨日できたことが今日はできなかったりという体の変化と向き合い、ありのままの自分を受け入れようとするのがヨガの醍醐味。

その日の自分の心身と向き合う時間を繰り返すうちに、どんなできごとも受け止められる強いメンタルを作ることができると言われています。

メンタルの安定&強化に効果的なポーズ

安楽座のポーズ

「安楽座のポーズ」は、簡単に言うとあぐらのような状態で座るだけのポーズ。
とても難易度の低いポーズですが、呼吸に意識を向けることで呼吸が深まったり瞑想したりすることができるため、精神の安定に非常に高い効果をもたらします。

【やり方】
1.マットに両膝を伸ばした状態で座る
2.膝を軽く曲げて外側に開きく
3.片足ずつ恥骨に寄せ、恥骨と両かかとが一直線に並ぶようにする
4.息を吸いながら背骨を伸ばし、両手を膝の上に置く
5.深い呼吸を繰り返す

【ポイント】
・背骨が丸まらないようにする
・背筋が伸びない場合はお尻の下にクッションやブロックを入れる

英雄のポーズ2

「英雄のポーズ2」は全身を大きく使うダイナミックなポーズです。
脚で強く床を蹴りながら指先に視線を送り続けることで、活力が高まり集中力がアップします。余計な思考は捨て、自分の心身と向き合う意識で行うと良いでしょう。

【やり方】
1.両足を肩幅の2倍くらいに開いた状態で立つ
2.右のつま先を右側へ、左のつま先を正面へ向ける
3.右膝をまげ、かかとの真上に膝が来るようにする
4.大きく息を吸いながら両手を持ち上げ、吐く息に合わせて肩の高さまで開く
5.目線を右手の指先に定め、数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

【ポイント】
・両足均等な力で床を踏む
・肩が上がらないよう、肩まわりはリラックスした状態で行う
・前足の膝はつま先と同じ方向へ向ける

木のポーズ

「木のポーズ」は片足立ちで行うバランスポーズの一種。
心身が安定した状態でないとキープしにくいポーズですが、逆にポーズの出来具合で心身を見つめ直すことができます。

【やり方】
1.マットに両足を揃えた状態で立つ
2.右足のかかとを持ち上げ、つま先を立てる
3.右膝を外側に開く
4.余裕があれば左足のひざ下に右足の裏をつける
5.さらに余裕があれば左足の内腿に右足の裏をつける
6.両手を胸の前で合わせ、息を吸いながら天井に向かって伸ばす
7.数呼吸キープする
8.1の状態に戻り、反対側も同様に行う

【ポイント】
・骨盤が開かないように注意する
・足を膝の真横に置くと危険なので避ける
・余裕があれば目を閉じてキープすると◎

まとめ

メンタルに不安がある方、メンタルを強くしたいと思っている方は、ぜひヨガを取り入れてみましょう。

自律神経を整えたりセロトニンを分泌させたりするだけでなく、自分自身と向き合う時間を作ることでどんな困難も乗り越えられるようになるはずですよ。

関連記事一覧