ヨガで巻き肩を改善!おすすめのヨガポーズをご紹介します!

ヨガ・ヨガポーズ

巻き肩とは、横から見た時に肩がやや前に出ている状態のこと。
内側に巻かれているような状態であることから「巻き肩」と呼ばれています。

実はこの「巻き肩」は百害あって一利なし。
心当たりがある人はすぐに改善したほうがいいと言っても過言ではありません。

そこでこの記事では巻き肩を改善するメリットや効果的なヨガポーズについてご紹介します。

巻き肩を改善するメリット


巻き肩の人は単純に肩が前に出ているというだけでなく、それにより様々な不調を招いてるケースが多いです。
だからこそ、巻き肩を改善すれば多くのメリットを感じることができます。

肩こりの解消

肩が内側に入った状態というのは、肩甲骨まわりの筋肉がピンと張った状態ということ。
すると筋肉が強ばり血流が悪くなるため、肩こりを引き起こしてしまうのです。
巻き肩を解消し肩甲骨まわりの筋肉を緩めれば、筋肉の緊張や血流由来の肩こりが改善されます。

代謝アップ

巻き肩により肩甲骨まわりの緊張すると、上半身をはじめとする前身の血流が悪くなります。
血流が悪くなると体が冷え、代謝が下がってしまうということも。
巻き肩を改善することにより血流が良くなれば、体温まりやすくなり代謝も高まります。
つまり巻き肩の改善は冷え性やダイエットにも効果的なのです。

姿勢改善

巻き肩の人は、背骨が丸まったいわゆる「猫背」の状態になりがち。
猫背の状態が続くことでさらに背面の筋肉に負担がかかり、より猫背が助長されるという負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。
逆に胸をしっかりと開いて巻き肩を解消すれば、デコルテがグッと上を向いた美姿勢を作ることが可能です。

巻き肩改善におすすめのヨガポーズ


巻き肩を改善するためには、ヨガで固まった筋肉をほぐすことが重要です。
おすすめのヨガポーズをご紹介しますのでぜひ取り入れてみてくださいね。

猫の背伸びのポーズ

「猫の背伸びのポーズ」は胸を開くのに効果的なポーズです。
まずは胸椎という胸を構成する骨のまわりや肩甲骨付近の筋肉をほぐしましょう。

<やり方>
1.マットに四つん這いになる
2.両手を前に歩かせる
3.額か顎をマットにつける
4.肩甲骨に向かって息を吸う
5.吐く息に合わせて上半身をマットに沈め込む
6.4-5を数回繰り返す

<ポイント>
・股関節の真下に膝をつく
・尾てい骨を天井に向ける

バッタのポーズ

「バッタのポーズ」は背中の筋肉を鍛えつつ、胸や肩甲骨の筋肉をほぐすことができるポーズです。
肩甲骨をグッと寄せる意識を大切にポーズに取り組んでみてくださいね。

<やり方>
1.マットにうつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.背中側で指を組み、手首と肩甲骨をそれぞれ寄せる
3.息を吸いながら手を後ろに引っ張るようなイメージで上半身を起こす
4.吐くいきに合わせて両足を付け根から持ち上げる
5.背中に力を感じながら数呼吸繰り返す

<ポイント>
・肩が上がらないように注意する
・足が開かないよう内腿の力でコントロールする

カエルのポーズ(ハーフ)

「カエルのポーズ」は胸や肩の前側、太ももの前側を伸ばすことができるポーズです。
今回はハーフバージョンをご紹介しますが、余裕がある方は両足同時に行ってみてくださいね。

<やり方>
1.マットにうつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両肘を床につき、上半身を少しだけ起こす
3.右膝を曲げ、右手で足の甲を掴む
4.息を吐きながら右足の踵をお尻に近づける
5.4と同時に右肘を背中側に寄せる
6.数呼吸キープする
7.2の姿勢に戻り、反対足も同様に行う

<ポイント>
・肩が上がらないよう、床についている手でしっかりマットを押す
・膝が開かないように注意する

まとめ


巻き肩を改善する一番のポイントは、強張った筋肉を継続してほぐし続けること。
お風呂上がりなど体が温まっているときに行うとさらに効果的ですので、ぜひこまめに続けてみてくださいね。

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