「花輪のポーズ」で女性の不調を改善!やり方やコツを紹介します

ヨガについて

「花輪のポーズ」は座位で行うヨガのポーズ。
一見簡単そうに見えますが、股関節まわりがよく伸びるため苦手に感じる人も多いのが特徴です。

しかし骨盤や股関節をしっかり伸ばすことができるため、体にはたくさんのメリットがあります。

この記事では「花輪のポーズ」の効果ややり方を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

花輪のポーズの効果


「花輪のポーズ」では主に下半身の筋肉を伸ばすことができます。
それにより次のような効果を感じることができますよ。

股関節の柔軟性アップ

足を大きく開くため、内腿や足の付け根など股関節周辺の筋肉がよく伸びます。
肘と膝で押し合うことで可動域も広がるため、股関節の柔軟性アップに効果的です。

骨盤の歪み解消

股関節や骨盤まわりの筋肉がほぐれることで、骨盤の歪みが緩和されます。
骨盤の位置が整うことで生理痛の緩和やPMSなど女性ならではの不調改善にも効果的です。

下半身の血流アップ

血管やリンパ管が多く集まる股関節に刺激が加わるため、下半身の巡りアップに効果的。
それにより冷えの改善や足のむくみ解消などの効果を感じることもできます。

便秘解消

腸に刺激が加わりやすいポーズであるため、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促します。
そのため便秘はもちろん、軟便の改善にも効果的です。

バストアップ

両手を合わせグッと力を入れることで、大胸筋にアプローチすることができます。
大胸筋が発達することでバストアップ効果も期待することができますよ

花輪のポーズのやり方

単純にしゃがむだけのポーズに見えますが、正確には少し違います。
より正しく行えるよう、基本のやり方をチェックしましょう。

1.足を腰幅より少し広めに開いた状態で立ち、つま先を外側に向ける
2.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばし、頭の上で合掌する
3.息を吐きながら手を胸の前に下ろし、同時に膝を曲げ腰を落とす
4.左右の肘と膝をそれぞれ合わせ、グッと押し合う
5.背骨をまっすぐに伸ばし、数呼吸繰り返す

花輪のポーズのコツ・注意点


「花輪のポーズ」は力を加えるポイント、伸ばすポイントを意識するとポーズが深まりやすくなります。
具体的に次のポイントを意識しながらチャレンジしてくださいね。

肘と膝でしっかり押し合う

股関節の可動域を広げるためにも、肘と膝でしっかりと押し合うことが大切です。
左右の肘と合掌した手を一直線にすることで力を加えやすくなるので、手が胸の前で山なりにならないよう調整しながら押しあってくださいね。

肩を下ろす

肘と膝を押し合うことを意識しすぎると、力が入ってしまい肩が上がりがち。
そうならないよう、ポーズ中は首を長くするイメージを持ちましょう。
すると不要な力が抜け、ラクにポーズをキープすることができます。

尾てい骨をマットに向ける

単に腰を落とすのではなく、尾てい骨を下に向ける意識を持つと◎
骨盤がより深く下がることで背骨を伸ばしやすくなります。
同時に頭頂を天井に向かってまっすぐ伸ばす意識を持つとポーズが安定しやすくなりますよ。

かかとを上げない

足首が硬いと腰を落とした時にかかとが上がってしまう場合があります。
そんな時はかかとを上げず、足幅をやや広めにしてみましょう。
それでも難しければ、まずはしゃがめるところでキープするのがおすすめ。
続けるうちに深くしゃがめるようになるので、慌てずじっくり伸ばしましょう。

花輪のポーズのまとめ


「花輪のポーズ」はハードなポーズではないため、朝・昼・夜のいつ行ってもOK。
取り入れやすいタイミングでこまめに行うと良いでしょう。
継続することで効果を感じやすくなるので、ぜひ毎日の習慣にしてみてくださいね。

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