体が硬い人がヨガを楽しむ3つのコツ

ヨガ・ヨガポーズ

「体が硬いからヨガは無理」なんて思っていませんか?

たしかに、体が硬いとポーズがうまくいかなかったり、恥ずかしく感じてしまったりすることもあるでしょう。

しかし、ヨガは体が硬い方が楽しめることもあります。

この記事では体が硬い人がヨガを楽しむコツについて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

もちろん、体が柔らかい人も参考になりますよ!

ヨガを楽しむコツ


体が硬い人がヨガを楽しむ最大のポイントは、体の硬さを生かすこと。
次の3つのコツを参考に、ヨガライフを楽しんでくださいね。

自分の体の硬い部分と柔らかい部分を知る

ヨガを楽しむ1つ目のコツは、自分の体をよく知ろうとすることです。
「体が硬い」と一言でいっても、硬い部分やそれぞれの硬さは様々。
股関節は硬いけど肩まわりは柔らかい、前屈はできないけど後屈はできるなど、実は全身が硬いわけではない人も多くいます。
いろいろなヨガのポーズを通して自分の体の動かしやすい部分、比較的柔らかい部分を知ることができれば、自信にもつながりヨガがもっと楽しくなるでしょう。

体の変化を感じる

2つ目のコツは、体の変化に敏感になること。
体が硬いからこそ、ヨガを行えば体の変化を感じやすいです。
「先月はできなかったポーズができた」「辛いポーズがラクになった」など変化を感じることで、ヨガがますます楽しくなります。
また、体が硬い方は不定愁訴も感じやすいもの。
体が柔らかくなれば肩こりや腰痛など日頃の不調に良い変化が現れる可能性も高いので、柔軟性だけでなく体全体の変化に目を向けてみてくださいね。

できるようになる喜びに浸る

3つ目のコツは、体の変化を喜ぶこと。
自分しかわからないような小さなことでも、変化があれば嬉しいものです。
体が変わっていくことに喜びを覚えると、「もっとこうなりたい!」とさらにヨガにのめり込めるはず。
この喜びを味わうためにはまずは体を知ること、そして変化に敏感になることが大切なので、ぜひ3つのコツをセットで意識しましょう。

体を知る&変化に気づけるポーズ


「自分の体がわからない!」という方は、次のポーズを行いましょう。
今日の感覚、膝や股関節の曲がり具合をよく覚えておいて、数ヶ月後に比べてみてくださいね。

合せきのポーズ

「合うせきのポーズ」は、股関節の柔軟性を知ることができるポーズです。

<やり方>
1.両足を伸ばして座る
2.膝を軽く曲げて左右それぞれの方向に開く
3.足の裏を合わせ、体へ近づける
4.背骨をまっすぐ伸ばし、数呼吸繰り返す

<チェックポイント>
・股関節の開き具合
・左右の膝の高さ
・背骨の伸び具合

長座のポーズ

「長座のポーズ」は、太ももの裏側の柔軟性を知ることができるポーズです。

<やり方>
1.両膝を曲げ、立てた状態で座る
2.つま先を天井に向け、両手で掴む
3.息を吸いながら背骨をまっすぐ伸ばし、お腹と太ももをつける
4.お腹と太ももをつけたまま、吐く息に合わせてかかとを少しずつ押し出す
5.心地よく伸びる範囲で止め、数呼吸キープする

<チェックポイント>
・膝の伸び具合
・前屈具合
・背骨の伸び具合

牛の顔のポーズ(手のみ)

「牛の顔のポーズ」は、肩まわりの柔軟性を知ることができるポーズです。

<やり方>
1.床や椅子にラクな姿勢で座る
2.右手を天井に向かって伸ばす
3.息を吐きながら肘を曲げ、指先を背中に伸ばす
4.左手を背中側にまわして肘を曲げ、右手の指先に触るよう伸ばす
5.数呼吸繰り返し、反対側も同様に行う

<チェックポイント>
・左右の手の距離
・肩まわりの窮屈感
・背骨の伸び具合

まとめ


「体が硬いから」と諦めず、体が硬いからこそヨガにチャレンジしてみませんか?
どんどん変化する体に、きっと楽しくなるはず。
ぜひご自身の体を知るところから始めてみてくださいね。

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