寝る前に避けるべきヨガポーズは?おすすめもご紹介

ヨガ・ヨガポーズ

「寝る前のヨガが毎日のルーティン」というヨギー&ヨギーニは少なくないはず。

しかし、寝る前のヨガはポーズに気をつけないと、かえって心身に悪影響になるとご存知ですか?

この記事では寝る前に避けるべきヨガポーズやおすすめのヨガポーズをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

寝る前は避けた方が良いヨガポーズって?

寝る前に避けた方が良いヨガポーズは、交感神経を活発にするポーズです。

「交感神経」とは、自律神経を構成する神経のこと。
心身を活発にする働きがあるため、寝る前に行うと寝付けなくなったり、眠りが浅くなったりします。

具体的には次のような、体にグッと力を入れるポーズを避けましょう。
・英雄のポーズ系
・板のポーズ系
・椅子のポーズ
・女神のポーズ …etc.

寝る前におすすめのヨガポーズは?

寝る前におすすめのポーズは、副交感神経を優位にするポーズ類です。
「副交感神経」も自律神経を構成する神経の一つで、交感神経とは反対に心身を落ち着ける働きがあります。

副交感神経を優位にするポーズを行えば寝つきが良くなり、ぐっすりと眠れるでしょう。

具体的には次のようなポーズがおすすめです。
・背中の緊張をほぐすポーズ(ひねりのポーズ系、キャット&カウなど)
・胸を開くポーズ(コブラのポーズ、ラクダのポーズなど)
・自律神経を整えるツボを刺激するポーズ(魚のポーズ、うさぎのポーズ)…etc.

ベッドでできる寝る前におすすめのヨガポーズ3選

この項目では、寝る前におすすめのヨガポーズを具体的に3つ紹介します。
どれもベッドの中でできる簡単なポーズなので、ヨガ初心者さんにもおすすめですよ。

ガス抜きのポーズ

「ガス抜きのポーズ」は、背中の緊張をほぐせるヨガポーズです。
腰痛の緩和や内臓機能を活性化、便秘解消効果も期待できます。

<やり方>
1.仰向けになる
2.両膝を曲げ、胸の前で抱える
3.息を吐きながら足を抱き寄せる
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・太ももをお腹につけるイメージで行う
・頭は無理に持ち上げなくて良い
・体を左右に揺らすアレンジを加えてもOK

ワニのポーズ

「ワニのポーズ」も、体の背面の緊張を和らげるヨガポーズです。
腰痛の緩和や内臓機能の活性化に加え、骨盤の歪み解消にも効果的。
全身がバランスよくほぐれるため、朝一番に行うのも良いでしょう。

<やり方>
1.仰向けになる
2.右膝を曲げて立てる
3.右足先を床から離し、股関節の真上に膝が来るようにする
4.右足を左側に倒して体を捻る
5.右手を右側に伸ばし、目線を指先に定める
6.深い呼吸を繰り返す
7.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・ポーズ中は両肩が床から離れないようにする
・膝は無理に床につけなくて良い
・頭から足先が一直線になるように意識する

ベビーコブラのポーズ

「ベビーコブラのポーズ」は、胸を開くヨガポーズです。
呼吸が深まることで副交感神経が優位になります。
その他、肩こりの解消や姿勢改善、背中や太ももの内側の引き締め効果も期待できます。

<やり方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両手を胸の横につき、脇をしめる
3.肩を引き下げて首を長く保つ
4.背中の力を使いながら上半身を起こす
5.手で軽く上半身を支え、深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・ポーズ中に足が開かないように、内腿の力でコントロールする
・肩が上がらないように、常に首を長く保つ
・手の力に頼りすぎず、背中の力を使ってキープする

まとめ

ご紹介した通り、寝る前は副交感神経を優位にするポーズがおすすめです。
反対に、朝や昼間など心身をアクティブにしたい時間帯は、交感神経が活発になるポーズを行うと良いでしょう。
ぜひ時間に合わせたヨガのポーズで心身を整え、毎日を快適に過ごしてくださいね!

関連記事一覧