乱れた睡眠リズムを取り戻す。自律神経を整えて「朝の目覚め」を良くするヨガ習慣

ヨガ・ヨガポーズ

連休中の夜更かしや朝寝坊。
そのツケが回ってきて、「夜に目が冴えてしまう」「朝起きるのが辛い」という睡眠リズムの乱れを感じている人も多いのでは?

睡眠の質は日中のパフォーマンスだけでなく、心の安定にも直結します。

乱れたリズムを整える鍵は、夜の「副交感神経へのスイッチ」と朝の「交感神経の刺激」。

今回は、寝る前の数分で神経をなだめ、翌朝の目覚めを劇的に変えるためのヨガ習慣をご紹介します。

朝の目覚めを良くするヨガポーズ

仰向けの捻りのポーズ

自律神経の通り道である背骨を優しく捻ることで、神経の昂りを鎮めるヨガポーズ。
お腹周りの内臓にも刺激が加わるため、ストレスによる消化不良の改善にも役立ちます。
一日の終わりに背中全体の緊張を解けば、体がマットに沈み込んでいくような深いリラックス感を得られるでしょう。

<やり方>
1.仰向けになる
2.両膝を胸に引き寄せる
3.両腕を肩の高さに広げる
4.吐く息とともに両膝をゆっくりと右側へ倒す
5.顔を左側に向け、ゆったりと5呼吸繰り返す
6.2に戻り、反対も行う

<ポイント>
・両肩を床につけたまま行う
・膝は無理に床につけなくてOK
・辛い場合、顔は天井に向けたままにする

針の穴のポーズ

お尻の大きな筋肉をほぐすことで、下半身の血流を促すヨガポーズ。
深部体温を一度上げ、その後下げることがスムーズな入眠には不可欠ですが、このポーズはそのサイクルを助けてくれます。
骨盤周りの強張りを解くことで腰痛の予防にもなり、布団の中での安らぎ度が高まるでしょう。

<やり方>
1.仰向けになり、両膝を立てる
2.右のくるぶしを左腿の上に乗せる
3.左の太もも裏を両手で抱え、胸に引き寄せる
4.ゆったりと5呼吸繰り返す
5.1に戻り、反対も行う

<ポイント>
・肩や首、顎の力を抜き、上半身はリラックスさせる
・尾てい骨が床から離れすぎないようにする

魚のポーズ

喉と胸を大きく解放し、深い呼吸を誘うヨガポーズ。
日中のストレスで浅くなった呼吸を深く整えることで、酸素を全身に行き渡らせます。
また、頭頂を床につけて刺激することで、脳のオーバーヒートを鎮める効果も。
寝る前の最後のリセットとして行うことで、睡眠の質が向上するでしょう。

<やり方>
1.仰向けになり、足を揃える
2.両手のひらを下に向け、お尻の下に差し込む
3.肘で床を強く押し、胸を高く持ち上げて頭頂を床につける
4.3〜5呼吸ほどキープする
5.後頭部を滑らせるようにゆっくり戻る

<ポイント>
・肩甲骨をしっかりと寄せた状態で胸を持ち上げる
・首に強い負荷がかからないよう、肘でしっかり床を押す
・ポーズ中は首を左右に動かさない

屍のポーズ

究極の休息ポーズ。
全身の力を完全に抜いて重力に身を任せることで、副交感神経が優位になります。
「何もしない時間」を意識的に作ることで、脳を深い眠りの準備へとエスコートしましょう。

<やり方>
1.仰向けになり、足は肩幅より広く開く
2.手は体の横に添え、手のひらを天井に向ける
3.軽く目を閉じ、奥歯の噛み締め・眉間・舌の力まで完全に抜く
4.5分間ほどこのまま静かに過ごす

<ポイント>
・体が冷えないようにブランケットをかけると◎
・そのまま眠りに落ちてもOK

まとめ

睡眠のリズムは、私たちの健康を支える土台そのものです。
リズムが乱れてしまった時は薬などで戻そうとするのではなく、ヨガの力を借りて優しく神経をなだめてあげてください。
寝る前の数分間、自分の体に意識を向けるだけで、脳は「もう休んでいいんだ」と理解し始めます。

質の良い睡眠から目覚める朝は、きっといつもより世界が明るく見えるはず。
今日一日の自分を労わり、心地よい眠りの世界へ自分を誘ってあげましょう。

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