夏から秋へ。「季節の変わり目」に体を整えるヨガ
「涼しくなってきたのに、なんとなく体がだるい」「朝晩は寒いのに日中は暑くて疲れる」
そんな感覚、9月に入って感じていませんか?
季節の変わり目は、気温・気圧・日照時間が一度に変化する体にとっての「急カーブ」。
夏モードで動き続けてきた自律神経が、秋モードへの切り替えに追いつかず、体のあちこちにひずみが生じやすくなります。
今回は、夏から秋への移行期に体を穏やかにサポートし、秋を元気にスタートするためのヨガをご紹介します。
季節の変わり目に体を整えるヨガポーズ

キャット&カウ
背骨を前後に動かし、自律神経の通り道である脊柱周辺を整えるヨガポーズ。
季節の切り替え期は自律神経が過剰に働き、背骨まわりの筋肉が固まりやすくなります。
呼吸に合わせてゆっくりと背骨を動かすことで、夏の間に蓄積した緊張がじんわりとほぐれていくでしょう。
<やり方>
1.四つん這いになり、手首を肩の下、膝を股関節の下に置く
2.吸う息で背中を反らし、お尻とあごを引き上げる
3.吐く息で背中を丸め、おへそを覗き込む
4.呼吸に合わせてゆっくりと10〜15回繰り返す
<ポイント>
・呼吸のリズムに合わせて体を動かす
・背骨の一節ずつが順番に動くよう、波打つイメージを持つ
・首は最後に動かし、無理に反らしたり丸めたりしない
坐位の合蹠のポーズ
足裏を合わせて座り、股関節を穏やかに開くヨガポーズ。
股関節周辺には自律神経と関係の深いリンパ節・神経節が集まっており、ゆっくりと開くことで緊張状態にある神経系が鎮静され、夏から秋への体の切り替えをサポートしてくれます。
<やり方>
1.床に座り、両足の裏を合わせて膝を外側に開く
2.両手で足先を持ち、背筋をまっすぐ伸ばす
3.吸う息で背骨を上へ引き伸ばし、吐きながら股関節が自然に開くのを待つ
4.そのまま8〜10呼吸キープする
<ポイント>
・股関節が硬い場合は、お尻の下にブランケットを敷いて骨盤を立てる
・膝を床に押しつけようと力まず、重力に任せてじんわり開く
・呼吸とともに、体の中心から静けさが広がるのを感じる
半分の魚王のポーズ
座位で上体をねじり、内臓と背骨を刺激して体の切り替えを促すヨガポーズ。
内臓に刺激が加わることで消化器系・リンパ系が同時に活性化され、夏の間に溜まった疲労物質が排出されやすくなります。
季節の変わり目に体の「大掃除」をするイメージで取り入れてみてください。
<やり方>
1.両脚を前に伸ばして座る
2.右膝を立てて右足を左膝の外側に置く
3.吸う息で背筋を伸ばし、吐きながら上体を右にねじる
4.左肘を右膝の外側に当て、右手は体の後ろの床につく
5.視線を右肩越しに向け、5〜8呼吸キープする
6.1に戻り、反対側も行う
<ポイント>
・ねじりは腕の力に頼らず、吐く息に合わせて少しずつ深める
・背中が丸まらないよう、吸う息で背骨を上に伸ばしてからねじる
・ポーズを解いた後、体がすっと軽くなる感覚を味わう
仰向けの脚上げ
仰向けで両脚を天井に向けて伸ばし、下半身の血流をリセットするヨガポーズ。
脚を上げることで重力に逆らって血液を心臓へ戻し、全身の循環をリフレッシュさせます。
下半身に蓄積している疲れやむくみがスッキリするでしょう。
<やり方>
1.仰向けになる
2.両脚をゆっくり天井へ向けて伸ばす
3.両腕は体の横に置き、手のひらを下に向ける
4.腰が床から浮かないよう、お腹を軽く引き込む
5.そのまま5〜8呼吸キープする
<ポイント>
・膝は完全に伸ばさなくてもOK。脚の裏側が気持ちよく伸びる角度で止める
・息を吸うたびに脚が天井へ引き上げられ、吐くたびに体が床に沈むイメージを持つ
・ポーズを解いた後は膝を曲げ、両足をゆっくり床に戻す
まとめ

季節の変わり目は、体が新しい環境に適応するための「移行期間」です。
この時期に無理をすると秋バテや体調不良につながりやすいため、ヨガで穏やかにサポートしながら焦らずペースを整えていきましょう。
夏の自分にお疲れさまを言いながら、秋の自分を迎え入れる準備を整えてみてください。
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