風邪対策にヨガを！免疫力を高めるヨガポーズ

空気が乾燥する季節になると気になるのが、風邪や感染症。

手洗い・うがい、マスクの着用などさまざまな対策がありますが、実はヨガも風邪・感染症予防に効果的だとご存知ですか？

というのも、ヨガで腸内環境や自律神経を整えると、免疫力が高まるのです。

この記事では免疫力を高めるヨガポーズをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

免疫力アップに効果的なヨガポーズ

ツイストポーズ

「ツイストのポーズ」は、上半身を大きくひねるヨガポーズです。
腸をはじめとする内臓に刺激が加わりやすく、腸内環境を整える効果が期待できます。
また、背骨周辺の筋肉がほぐれることで自律神経の伝達がスムーズになるのもポイント。
椅子に座って行うのもOKです。

〈やり方〉
1.マットに座り、両足を前に伸ばす
2.右膝を曲げてたて、左足を跨ぐように左足の外側に足をつく
3.左手を右膝の外側にかける
4.背骨を伸ばす
5.左肘で右膝を押し、上半身を右にひねる
6.深い呼吸を繰り返す
7.反対側も同様に行う

〈ポイント〉
・しっかりと背骨を伸ばしてからひねる
・へそからひねるイメージで行う
・椅子に座って行う場合は、足を組んで行う

ガス抜きのポーズ

「ガス抜きのポーズ」は、太ももを使って腸に刺激を加えられるヨガポーズです。
背面の筋肉がゆるまるため、自律神経の調整にも効果的。
ゆったりとした呼吸を意識して行いましょう。

〈やり方〉
1.仰向けになる
2.両膝を曲げて立て、両膝を手で掴む
3.息を吐きながら両足を体に向かって抱き寄せる
4.深い呼吸を繰り返す

〈ポイント〉
・両足をなるべく体に近づける
・顔はあげず、脱力したままでOK
・お腹を太ももに当てるイメージで腹式呼吸をする

閂のポーズ

「閂のポーズ」は、体側を伸ばすことで腸に刺激を加えたり、内臓を正しい位置に戻したりできるヨガポーズです。
また、股関節が伸びるため血流が良くなったり、背骨周辺の筋肉がゆるまったりするため、自律神経も整いやすくなります。
さらに、手を挙げて体側を伸ばすため、肩こりの解消効果も期待できます。

〈やり方〉
1.膝立ちになる
2.右足を真横に伸ばし、つま先を少し内側に向ける
3.左手を天井に向かって伸ばす
4.右手を右足に添え、スライドするように上半身を右にたおす
5.深い呼吸を繰り返す
6.反対側も同様に行う

〈ポイント〉
・体が前傾しないように、ポーズ中は目線を天井に向ける
・足に添えている手に体重を乗せすぎないようにする
・手を伸ばすのが辛い場合は、肘を曲げ手のひらを後頭部に添えて行う

風車のポーズ

「風車のポーズ」は、前屈に近い状態で体を大きく捻るヨガポーズです。
「ツイストポーズ」と同様の効果に加え、太ももの裏側が伸びるため下半身の血流アップにも効果的。
脚の冷えやむくみも緩和できます。
また、手や胸もダイナミックに使うため、肩こりの解消や姿勢改善にも効果的です。

〈やり方〉
1.両足で立ち、足を肩幅の2倍くらいの広さに開く
2.つま先を正面に向け、両手を腰に添える
3.股関節から二つ折りになるように、上半身を前傾させる
4.両手を腰から離し、指先を床につける
5.体を右にひねりながら右手を天井に向かって伸ばす
6.深い呼吸を繰り返す
7.4の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

〈ポイント〉
・上半身は前傾しすぎず、床と平行になる位置まで倒す
・背骨をしっかりと伸ばした状態で体をひねる
・太ももの裏側が突っ張る場合、やや膝を曲げて行う

まとめ

どのポーズも腸内環境と自律神経を整える効果があるため、便秘の解消や不安・ストレスの緩和などにも効果的です。
ぜひ継続して行い、風に負けない健康な体を作りましょう！