身体が目覚める!朝ヨガのススメ

ヨガライフ

ヨガセッションは、一日のうちのいつに行ってもよいのですが、今回ご紹介するのは、朝ヨガにおススメのポーズです。
朝は、睡眠中に優位になっていた副交感神経が、交感神経に切り替わり、身体のスイッチが切り替わります。朝ヨガでは、身体を気持ちよくほぐしながら、代謝と体温を上げていくことができるので、心身ともに活動的に、そして前向きに一日を過ごせるでしょう。

朝ヨガにおススメ!目覚めのヨガポーズ

①キャットアンドカウのポーズ

【やり方】
1. 床に四つん這いになります。手首は肩の下、膝は足の付け根の下へ置きましょう。膝と膝の間は拳1個分ほどあけ、つま先を立てます。
2. 息を吸いながら尾骨(びこつ)を天井へ向け、背骨を1本ずつ意識して反らせていきます。気持ち良く胸を開きつつ、目線は天井に向けます。
3. 息を吐きながら尾骨(びこつ)を床に向け、背骨を1本ずつ丸めていきます。両手で床を押し、肩甲骨を外へ開くようにして、目線はおへそへ向けます。
4.2〜3を3呼吸から5呼吸、繰り返します。

②猫の伸びのポーズ

【やり方】
1. 床に四つん這いの状態でつま先を立てます。
2. 両手を正面へスライドさせ、お尻を上に突き上げて胸を床につけるようにします。ゆっくりと呼吸しながら体を沈めていきましょう。
3.限界まで体を沈めたところで深呼吸を3回程度繰り返します。

③かんぬきのポーズ

【やり方】
1. ヒザ立ちの状態になります。足幅は腰幅に開きバランスをとりましょう。
2. 左ヒザを横に開き、直角に立てます。
3. バランスを取りながら左足をまっすぐ伸ばしていきます。
4. バランスを取りづらい場合は、つま先を正面に向けても構いません。
5. 息を吸いながら、両手を頭の上に持ち上げます。
6. 吐きながら伸ばした足の方へ、上半身を倒します。息を吸いながら両手を頭の上に戻し、吐きながら、両手を体側に下ろします。
7. 息を吸って両手を頭の上に引き上げ、吐いて身体を倒し、下の手で足首やすねなど、つかめるところをつかみます。吸いながら目線を伸ばした手の延長線上へ向けます。ヒザをつかまないよう注意します。
8. 余裕があれば伸ばした手の方を見ながら、呼吸を続けます。きついときは、目線を下げても構いません。ポーズを解き、反対側も同じように行います。

④下を向く犬のポーズ

【やり方】
1. ヒザを開いて正座をし、手を前に伸ばしながら前屈します。首の力を抜いてリラックスし、おでこを床につけます。(=チャイルドポーズ)
2. 足先を立てて、大きく息を吸いながら、チャイルドポーズの背骨の伸びをキープしつつ、ヒザを少しずつ伸ばしていきます。
3. 両手と両足の指の付け根で床を押すようにして腰を伸ばしたら、カカトを床につけるようにして、足の裏側を伸ばします。
4. ヒザを曲げて床につき、チャイルドポーズに戻ります。

⑤座位の体側を伸ばすポーズ

【やり方】
1. 足であぐらを組んで座ります。背筋をまっすぐに伸ばして、左手を横の床に置きます。2.息を吸いながら、右腕を床から天井に向けて、持ち上げて伸ばします。
3. 息を吐きながら、首肩の力を抜き、右腕を頭上で左側に倒し、右の体側を伸ばします。右の体側に心地よい伸びを感じながら30秒ホールドします。
4. 反対側も同様に行ってください。

まとめ


いかがでしたでしょうか。今回おススメした朝ヨガポーズは、身体をほぐして内臓を温めたり、呼吸機能を高めたりするような、まさに身体の目覚めさせるヨガポーズで、まさに朝にピッタリのものになっています。朝から血流も促進されるので、気持ちのいいスタートダッシュをきることができるのではないでしょうか。朝ヨガを取り入れて、ぜひ一日健やかに過ごしてみてください。

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