ヨガで便秘解消!デトックスし身体をスッキリさせよう!
便秘になる原因は?
便秘を引き起こす原因は大きく分けて3つあります。
①水分不足
排尿や汗をかくことで体内の水分は排出されますが、便を柔らかくするためには水分が必要になります。
排出されている水分より、摂取量が少ないとどうしても便が固くなってしまい、中々便通が良くならないことが原因にもなっています。
また水分をこまめに摂取することで、便の体積が増え便通改善にもつながります。
寒くなってきた秋冬は特に水分摂取量も減るため、こまめに水分補給を心がけましょう。
②運動・筋力不足
身体を動かす機会が少ない日や、日常的に運動習慣がない方は便秘になる場合が非常に高いです。
身体を動かすことで全身の血液の巡りが良くなり、腸の蠕動運動に繋がることで快便につながっていきます。
また、便を押し出す際にお腹周りの筋力が必要になるため、運動することが少なく筋力不足の方は、便が押し出しにくい環境になっているかもしれません。
③食生活の偏り
ダイエット中で極端に食事を減らしている方が、便秘になってしまったという話もよく耳にしますが、量や食事内容を極端に偏ったものにしてしまうと、便が固くなり便秘につながります。
また腸内環境を乱す肉や卵などの、動物性タンパク質ばかりを摂取していると便が固くなり体臭の原因にもなります。
植物性タンパク質や食物繊維を多く含む野菜や食べ物を積極的に摂るように心がける必要があります。
便秘になると体に起きること
便秘になると体に起きることは大きく分けると3つあります。
①肌荒れに繋がる
「腸内環境は、お肌の鏡」と言われるほど、胃や腸の状態はお肌に出ると言われています。
偏った食生活を続けたり便秘が続くと、もちろん腸内環境は悪玉菌の増殖で悪化。
良いスキンケアや化粧品を使っていても、結果的に肌荒れにつながってしまうのです。
逆に、冷たい飲み物や食べ物をさけ、栄養バランスの取れた食事を意識しながら便通を良くすると自然と肌のキメや艶感が増し、美肌効果もUPしますよ。
②倦怠感やだるさなどが出る
便秘と関係あるのか?と思われがちですが、身体の老廃物の約75%が便で出ると言われています。
その老廃物の中には身体の疲れも含まれているため、便通が悪いことで身体の疲れやだるさが取れず、倦怠感にもつながるのです。
デトックスすると身体がスッキリするのは、便通が良くなり体内の不要なものや毒素が抜けることで身体の疲れやだるさが解消されるというわけです。
③身体が浮腫む
上記②と同じように、体内に老廃物や余分な水分が溜まってしまうと身体のむくみにつながります。
身体が浮腫んだまま放っていると、毒素が抜けず体内に様々なものを溜め込んでしまうため太りやすく痩せにくい体にもなってしまいます。
身体のむくみは冷えにもつながり、冷えは便通も悪くなりさらに身体のむくみに繋がりかねないため注意が必要です。
便通をよくするヨガのポーズ2選!
身体をねじる動きや呼吸を深める動きなどで、便通はかなりよくなっていきます。
便通を良くするヨガのポーズを2つ紹介していきます!
①ガス抜きのポーズ
お腹周りを圧迫し、腸内に溜まったガスを排出しやすい状態にしていきます。
<ポーズの取り方>
①仰向けになり、吸う息で両膝を胸に引き寄せる。手は掴めるところを掴む。
②吐く息で膝を胸にさらに引き寄せる→吸う息で緩めて→吐く息で引き寄せる
③②を呼吸に合わせて繰り返します。
>>>point
・背中と骨盤は出来るだけマットに預け、吐く息でお腹周りを圧迫していきます。
・吸う息に合わせて、お腹周りにスペースを作るように緩めるイメージ!
②マリチのポーズⅡ
身体をねじる動きを使って腸内の蠕動運動を促していきます。
<ポーズの取り方>
①長座で座り、右膝を立てる。
②左足の外側に右足をついて、坐骨でしっかり床を捉える。
③吸う息で左手をあげて、吐く息で身体を右にねじる。
→左手は右膝の外側にかける。
④吸う息背筋を伸ばして、吐く息でツイストを繰り返す。
>>>point
・坐骨で床を捉え、骨盤は立てるように意識する!
・力を使わずに、吐く息で自然と身体のねじりが深まるイメージ!
・身体を捻りながら呼吸を繰り返すことで腸内のマッサージを行なっていく!
便秘解消でデトックス効果を高め、心身を元気にしよう!
腸内環境が整うと、身体がスッキリするだけでなく精神的にも安定していきます。
身体をねじる動きや呼吸を深めるヨガのポーズを使って便秘を解消しましょう!