冷えは体の天敵!温活できるヨガポーズ
肌寒さを感じる季節となりましたが、冷えは体の天敵。
寒さを感じたまま何もケアをしないと、様々な不調を引き起こす可能性があります。
そこで今回は、自宅でできる「温活ヨガポーズ」をご紹介。
朝起きた時や寝る前に行うと体がポカポカし、冷え知らずの体を作ることができますよ!
体が冷えるとどうなる?
なんとなく「冷え=体に悪い」というイメージを持っている人も多いはず。
その通り、体が冷えると次のような不調が現れる可能性があります。
血行不良
体が冷えると、血流が悪くなります。
血流が悪くなると体の末端がさらに冷える他、体のコリや痛みを引き起こす可能性も。
老廃物が体に滞りやすくなるため、むくみも取れにくくなるでしょう。
免疫力の低下
体温が下がると免疫力が低下するといわれています。
つまり、体が冷えると風邪をひきやすくなるということ。
健康な時にはかかりにくい病気になる可能性もあるため、注意が必要です。
消化器系の不調
体が冷えると内臓の働きが鈍化します。
そのため消化不良が起きやすくなったり、便秘や下痢を引き起こしたりと不調のオンパレード。
結果的に食欲が低下するため、さらに免疫力が下がってしまいます。
温活できるヨガポーズ
体を温める方法は様々ですが、ヨガも効果的な方法の一つです。
ぜひ次のポーズを取り入れて、冷え知らずの体を目指しましょう。
チェアポーズ
「チェアポーズ」は脚やお腹の筋肉を使う大きなポーズです。
筋肉が刺激されることで熱を生み出す他、代謝が上がり体を内側から温めることができます。
筋肉は血液を送り出すポンプの役割をするため、血行不良が解消されやすくなりますよ。
<やり方>
1.足を腰幅に開いて立ち、両手を腰に添える
2.息を吸いながら背骨を伸ばす
3.吐く息に合わせ、股関節を引き込みながら膝を曲げる
4.太ももが床と平行になるくらいまでしゃがむ
5.両手を正面、もしくは天井に向かって伸ばす
6.数呼吸キープする
<ポイント>
・膝がつま先より前に出ないようにする
・腰が反らないよう、お腹に力を入れる
・上半身が倒れないようにする
チャイルドポーズ
「チャイルドポーズ」は小さく三つ折りになるポーズです。
太ももとお腹を合わせることで熱が生まれ、内臓がポカポカと温まります。
消化器系の不調を感じた時には特に効果的です。
<やり方>
1.正座で座り、両膝を少しだけ開く
2.両手を床につき、前に歩かせる
3.額をマットにつける
4.上半身はできるだけ脱力し、数呼吸繰り返す
<ポイント>
・太ももの上にお腹を乗せるイメージで行う
・お尻がかかとから浮かないようにする
・お腹を太ももに押し当てるよう、深く呼吸する
ダウンドッグ
「ダウンドッグ」は指先から足先までくまなく伸ばすことができるポーズです。
血行促進効果が高いため、血流の改善には特に効果的。
内臓下垂を改善する効果もあるため、消化器系の不調も解消できます。
<やり方>
1.四つん這いになり、つま先を立てる
2.息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.吐く息に合わせ、指先から尾てい骨までを一直線にする
4.かかとを床に近づけ、余裕があれば膝を伸ばす
5.数呼吸キープする
<ポイント>
・腕が耳の横か後ろにくるよう上半身を伸ばす
・太ももの裏側が辛ければ、膝は曲げたままでOK
・余裕があれば足踏みを繰り返す
まとめ
冷えは放置せず、こまめなケアをすることが大切です。
1日1ポーズでもかまいませんので、タイミングを決めて習慣化しましょう。
継続すれば慢性的な冷えや、肩こり等の不定愁訴も改善できますよ。
また、ヨガができない日は暖かい服装をする、お風呂にゆったり浸かるなどして体を温めてもOKです。
「寒い」と感じたらそのままにせず、できる対策を行なってくださいね。