腸腰筋ってどこ?メリットたくさん!腸腰筋を鍛えるヨガ
「腸腰筋」。聞いたことがある気がするけど、どこのことかわからないし、何をするときに使う筋肉かわからないという方が多いのではないでしょうか。
今回は、鍛えるとメリットがたくさんある、腸腰筋を鍛えるヨガポーズをご紹介します。
腸腰筋とは
まず、腸腰筋とは、上半身と下半身をつなぐ筋肉で、腰の辺りから始まる大腰筋と、骨盤の内側の上部から始まる腸骨筋が組み合わさった筋肉のことです。骨盤の内側を通り、大腿骨の根元についています。
腸腰筋はインナーマッスルで、姿勢を正しい方向に整えたり、足やヒザを持ち上げるのに重要な筋肉です。生活するのに必要な筋肉だ、ということは、ここまででご理解いただけたかと思いますが、では、この筋肉を鍛えるメリットどは、どんなものがあるでしょうか。
腸腰筋を鍛えるメリット
腸腰筋を鍛えるメリットは非常にたくさんあります。
・立ち姿勢が整い、若々しく見える
・腰痛改善、猫背改善
・便秘改善
・全身の血流良化により、肩コリ・首コリ・頭痛の改善にもつながる
・基礎代謝量があがり、痩せやすい身体が作られる
・基礎代謝量があがり、体温が上昇し、免疫力が向上する
腸腰筋を鍛えると、いいこと尽くしなのです。
では、その腸腰筋を鍛えるヨガポーズをご紹介しましょう。
腸腰筋を鍛えるヨガポーズ
足を上げてVの字になります。
3. ヒザを曲げ、すねを床と平行に伸ばします。腕も前方にまっすぐ伸ばし、床、すねと平行にします。
4. 深呼吸した後は、ヒザの裏側に手を回し、足をゆっくり下ろします。
5. 最初の座位の姿勢に戻って終了です。
⑤ハトのポーズ
【やり方】
1. 四つん這いから右ヒザを一歩前に踏み出して、右手の内側にヒザをつき、足先を左足側に流します。左足は後ろにまっすぐに伸ばし、上半身を起こします。右足側のお尻が浮く場合は、お尻の下にブロックやブランケットなどを入れて、安定するようにしてください。
2. 骨盤を正面に向け、左ヒザを曲げ、足先を上に上げます。左手で左足の甲をつかみます。
3. 左脚を身体の方に引き寄せ、足の甲に左ヒジをかけます。息を吸いながら右手を上げ、胸を引き上げ、息を吐きながら両手を頭の後ろで組みます。反対側も同様に行ってください。
まとめ
普段聞きなれないので、なかなか鍛えようとは思わない腸腰筋ですが、腸腰筋を意識してヨガポーズをとることで、より高い効果を得られる場合もあります。インナーマッスルである腸腰筋に意識をして、下腹部の奥のあたりが伸びている感覚をぜひ味わってみてください。