気圧の変化と日照不足で落ち込む日に……“気分の底上げヨガ”
冬が近づき、曇り空や雨の日が続くと、なんとなく気持ちが沈んでしまうことがあります。
やる気が出ない、ため息が増える、理由もなく気分が重い……。
そんな“冬特有の落ち込み”は、決して心が弱いからではありません。
気圧の変化や日照不足による体の反応で、多くの人が感じる自然な現象です。
「なんだか気分が落ち込むな」と感じたら、静かに自分の呼吸とつながる時間を作ってみませんか?
この記事では、沈んだ気分を無理なく上げるヨガポーズとエクササイズをご紹介します。
気圧と日照不足が心に影響する理由

気圧が急に下がると、体は“低気圧のストレス”にさらされます。
すると自律神経が乱れ、頭痛や肩こり、だるさ、眠気などを感じる他、気持ちが沈みやすくなることがあるのです。
また、日照時間が短くなる冬は、心の安定に関わる神経伝達物質「セロトニン」が分泌されにくくなることでも、やる気の低下や不安感、落ち込みを感じやすくなります。
そんな冬ならではの気分の落ち込みを緩和するためにも、胸を開いて呼吸の通り道を作り、背骨にやわらかい刺激を与えて、自律神経を整えましょう。
おすすめの動作は、ぜひ次の項目をチェックしてください。
気分を底上げするヨガ 3選

チェストオープナー
「チェストオープナー」は、寒さや気分の落ち込みで縮こまりやすい胸を開き、呼吸を深めるポーズです。
胸郭が広がると自律神経が整いやすくなり、心の圧迫感がふっと緩むような解放感が生まれます。
感情のこわばりも、自然とほどけていくでしょう。
<やり方>
1.椅子に座る、または両足で立つ
2.背中で両手の指を絡める
3.肩甲骨を寄せて、胸を前に開く
4.数呼吸キープする
<注意点>
・肩が上がらないように首を長く保つ
・腰を反らせないように気をつける
・可能であれば左右の手首を寄せ合う
キャット&カウ
「キャット&カウ」は、ヨガの定番ポーズの一つ。
背中を丸めたり伸ばしたりする動きは、気分が落ち込んで硬くなった背面をゆるめ、自律神経を整える助けになります。
また、肩こりや腰痛の緩和、内臓機能の活性化、姿勢改善にも効果的です。
<やり方>
1.四つん這いになり、肩の真下に手首、股関節の真下に膝をつく
2.息を吐きながら背骨を丸め、目線をヘソに向ける
3.息を吸いながら背中を反らし、目線を天井に向ける
4.深い呼吸に合わせて、2-3を5〜10回ほど繰り返す
<注意点>
・両手両足でしっかりと床を押す意識を持つ
・2の時は肩甲骨を開き、尾てい骨を下に向ける
・3の時は肩甲骨を寄せ、尾てい骨を上に向ける
ガス抜きのポーズ+ロッキング
「ガス抜きのポーズ」は、仰向けで両膝を抱えるヨガポーズです。
丸くなる姿勢が安心感を生み、緊張した心を静かにほぐします。
さらに、軽く揺れることで背中の筋肉がやさしくほぐれ、重かった気持ちが内側からゆるみます。
<やり方>
1.仰向けになる
2.両膝を曲げ、両手で抱えて胸に引き寄せる
3.両膝を抱えてまま、体をゆっくりと左右に揺らす
4.30〜60秒ほど行う
<注意点>
・頭は無理に持ち上げず、リラックスしたままでOK
・肩や手にも力を入れすぎない
・腰に違和感がある場合は小さく揺らす
まとめ

気圧と日照不足による落ち込みは、誰にでも起こる自然なものです。
そんな日に必要なのは、無理に元気を出すことではなく、静かに整えること。
胸を開いて呼吸を通し、背骨を動かし、体と心を一つに戻す……。
ほんの少し体を労るだけでも、心身がスッと軽くなるはずですよ。
もちろん、3つのポーズをすべて行わなくてもOKです。
無理なくできるものをルーティンに取り入れて、冬を元気に乗り切りましょう。
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