梅雨前の「むくみ」対策。体内の水分をスムーズに流す排水ヨガ
湿度が高くなり始める5月後半。
体が湿気の影響を受け、なんとなく「足が重い」「顔が腫れぼったい」といった、水の巡りの悪さを感じてはいませんか?
東洋医学では、湿気が体に溜まると消化機能が落ち、さらにむくみを招くという悪循環が起こると考えられています。
今回は、大きなリンパ節がある股関節周りや、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを刺激して、余分な水分をスムーズに外へ流し出す「排水ヨガ」をご紹介します。
梅雨本番を前に、巡りの良いスッキリとした体を作っておきましょう!
体内の水分を流すヨガポーズ

足を広げた前屈のポーズ
足を大きく開いて頭を下げることで、重力によって滞りがちな下半身の血流やリンパを一気に循環させるヨガポーズ。
内腿にあるリンパの通り道を刺激しながら、ふくらはぎの筋肉もしっかりと伸ばせるため、足のむくみ解消に即効性が期待できます。
<やり方>
1.両足を大きく左右に開き、つま先を正面に向ける
2.両手を腰に添え、吸う息で背筋を伸ばす
3.吐きながら股関節から上体を前に倒し、両手を床につく
4.頭の重みを感じながら、深い呼吸を5回繰り返す
<ポイント>
・背中を丸めず、つむじを遠くへ伸ばす意識を持つ
・膝が痛む場合は、軽く緩めても良い
・お尻を高く突き上げるように意識して腿裏を伸ばす
トカゲのポーズ
股関節の付け根(鼠径部)を深く刺激することで、体内の老廃物の排出をサポートするヨガポーズ。
大きな筋肉が集まる股関節周りをほぐすと全身の代謝が上がり、湿度に負けない「巡る体」へと導いてくれます。
<やり方>
1.四つん這いになる
2.右足を右手の外側へ一歩踏み出す
3.左の膝を後ろに下げ、可能な範囲で膝を床から浮かせる
4.両肘を床につくか、手のひらで床を強く押して胸を前に向ける
5.3〜5呼吸キープする
6.1に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・前の膝がかかとの真上にくるように安定させる
・背中が丸まらないよう、視線を斜め前へ向ける
・後ろのかかとを後ろに蹴り出し、脚全体を強く使う
半分の猿のポーズ
ふくらはぎと腿裏の背面全体を伸ばすことで、下半身のポンプ機能を活性化させるヨガポーズ。
夕方になると靴がきつくなるような、重だるい足のむくみをリセットするのに非常に効果的です。
<やり方>
1.四つん這いになる
2.右足を両手の間に踏み出す
3.お尻をゆっくり後ろへ引き、右膝を伸ばしてつま先を天井に向ける
4.吸う息で背筋を伸ばし、吐きながら上体を軽く前に倒す
5.5呼吸キープする
6.1に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・無理に膝を伸ばし切らず、心地よい伸びを感じる場所で止める
・骨盤を正面に向け、お尻が横に逃げないようにする
・つま先を自分の方へ強く引き寄せ、ふくらはぎの刺激を強める
合蹠のポーズ
座った状態で足裏を合わせ、股関節を優しく開くヨガポーズ。
骨盤周りの血流を促すことで、泌尿器系の働きを助け、余分な水分の排出(デトックス)を促します。
リラックス効果も高く、湿度による精神的な重だるさも解消してくれるでしょう。
<やり方>
1.床に座る
2.両足の裏を合わせて膝を外に開く
3.手で足先を包み、吸う息で背筋を伸ばす
4.吐きながら付け根から上体をゆっくり前に倒す
5.心地よい場所で3〜5呼吸繰り返す
<ポイント>
・無理に膝を床に近づけようとせず、重力に任せる
・背中を丸めず、おへそを足に近づけるイメージを持つ
・吐く息を長くし、体の内側の緊張を解く
まとめ

湿度が高くなるこれからの季節、体の重だるさは放置せず、その日のうちにケアしてあげることが大切です。
今回ご紹介したポーズは、どれも「水の巡り」を整え、滞りを解消するためのもの。
一日の終わりの数分間、自分の体と向き合って余分なものを手放す時間を持ってみてください。
内側からスッキリと整うことで、梅雨の時期も軽やかな心身で過ごせるようになりますよ。
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