第七チャクラとは?特性や活性化するヨガポーズを解説

ヨガ・ヨガポーズ

ヨガをしていると、時々「チャクラ」という言葉を耳にしませんか?

「チャクラ」とは体内に存在するエネルギースポットのこと。
サンスクリット語で「車輪」という意味を持ち、ぐるぐると回りながらエネルギーを放っていると言われています。

チャクラは7つ存在しており、それぞれが適度に活性化されている状態が理想的。
エネルギーが体内を巡りやすくなり、体調が良くなったり感性が冴え渡ったりと様々なメリットをもたらします。

そんなチャクラを活性化させるのに効果的なのが「ヨガ」です。

この記事では第七チャクラの特徴や影響、相性のいいヨガポーズについてご紹介します。

第七チャクラの特徴

第チャクラは、サンスクリット語で「サハスラーラーチャクラ(Sahasrara Chakra)」と呼ばれるチャクラ。

日本語では「宝冠チャクラ」、英語では「クラウンチャクラ」と呼ばれている通り、頭頂に位置しています。

第七チャクラは「自己認識」という意味を持っており、自己の心身をきちんと把握しコントロールできている状態=第一チャクラから第六チャクラのバランスが整っている状態でないと開きません。

なかなか活性化するのが難しいチャクラですが、コントロールできるようになる頃には自己実現できているとも言えるでしょう。

第七チャクラは日本でも高貴な色として親しまれる紫で表されます。

第七チャクラが心身にもたらす影響


第七チャクラは自己実現や自己の超越に関わるチャクラです。

全てのチャクラが活性化されたときに初めて力を発揮するため、閉じているからといってとりわけ大きな不調をもたらすことはありません。

しかし、逆に言えば第七チャクラが活性化されていないということはまだまだ自己実現には遠い未熟な状態であるということ。

第七チャクラが活性化されると、自分自身の人生に意味を見いだすことができ、自分や他人、自然などすべてのものを受け入れ愛せるバランスの取れた人になれるのです。

第七チャクラを活性化するヨガポーズ

▶︎ピラミッドのポーズ

「ピラミッドのポーズ」は立った状態で前屈するポーズです。腿の裏側の柔軟性が高まるほか、頭に血が巡ることで酸素が行き渡り、心身ともにリフレッシュすることができます。頭頂へ意識を巡らせながらゆったり呼吸を繰り返しましょう。

【やり方】
1.足を肩幅の2倍くらいに開いてマットに立つ
2.つま先を正面に向け、両手を股関節にあてる
3.息を吸いながら背骨を伸ばし、息を吐きながら股関節を引き込んで体を90度に曲げる
4.両手をマットにおろし、次の吐く息でさらに前屈を深める
5.頭頂をマットに向け、脱力した状態で呼吸を繰り返す

【注意点】
・腿の裏側が辛い場合は膝を軽く曲げる
・股関節から二つ折りになる意識で行う

▶︎肩立ちのポーズ

「肩立ちのポーズ」は逆転のポーズの一つ。足を持ち上げることで頭に血が回りやすくなります。全身の血流が良くなり冷えやむくみが解消されやすくなるため、こまめに取り組むといいでしょう。

【やり方】
1.マットに仰向けになる
2.両足を天井に向かって伸ばす
3.腹筋を使いながら腰を少し持ち上げ、両手で腰を支える
4.両手で腰を支えながら、両足を天井に向けてさらに高く持ち上げる
5.数呼吸キープする
6.背骨ひとつひとつを床につけるようにゆっくりと仰向けに戻る

【注意点】
・ポーズ中は天井から視線をずらさない
・無理のない範囲で行う

▶︎頭立ちのポーズ

「頭立ちのポーズ」はいわゆる「三点倒立」のこと。第七チャクラがある頭頂を床につけ、頭にしっかり血液を巡らせることができます。難しいポーズなので無理はせず、壁を補助に使うなど工夫しながらチャレンジしてみてください。

【やり方】
1.四つん這いになる
2.お尻を少し持ち上げ、頭頂をマットにつけ両手と頭で三角形を作る
3.頭の真上にお尻が来るよう少しずつ足を顔に向かって歩かせる
4.お腹を引き上げるイメージで両足をマットから浮かせ、ゆっくり天井に向かって伸ばす
5.頭頂からつま先が一直線になったら数呼吸繰り返す
6.両足をそっと床に戻し、数呼吸おいてからゆっくり顔を持ち上げる

【注意点】
・膝を曲げた状態で足を持ち上げてもOK
・ポーズが安定しないうちは壁に向かって行う

まとめ


目指すべきは第七チャクラが開いた状態。
そのためには土台となる第一〜第六チャクラの活性化が大切です。

心身ともに整った魅力的な人間を目指すためにも、ぜひ第七チャクラが活性化を目指してヨガに取り組んでみてくださいね。

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