溜め込んだ体をデトックス!週末ベジタリアンのススメ
「なんだか体が重い…」「疲労感が取れない…」とお悩みではありませんか?
そんな方は、体に不要なものが溜まっているかもしれません。
デトックスするためには、食事を見直すことが大切です。
おすすめは野菜をたっぷりと取り入れ、脂っこいものを控えること。
つまり、ベジタリアンの食生活を目指しましょう。
この記事ではベジタリアンについてや、ベジタリアン食の取り入れ方などを解説します。
ベジタリアンとは?
「ベジタリアン」とは、菜食主義者のこと。
野菜や果物などを中心に取り入れ、肉や魚などの動物性食品は口にしません。
ちなみに、ここ最近よく耳にする「ヴィーガン」もベジタリアンの一種。
しかしヴィーガンは「完全菜食主義者」と呼ばれ、肉や魚に加え、卵や乳製品、はちみつなど、動物性食品は一切口にしないのが特徴です。
ベジタリアンのメリット
デトックスできる
ベジタリアンのメリットとしてまず挙げられるのが、デトックスできること。
野菜や果物は肉や魚に比べると消化がスムーズなため、胃腸に負担がかかりません。
腸内環境も整いやすく、体に溜まっている不要なものを外に排出しやすくなります。
また、スムーズに消化されることで疲労が蓄積されにくくなるとも言われています。
ダイエットできる
植物性食品は動物性食品に比べるとカロリーが低いため、ベジタリアンはダイエットにも効果的です。
また、便秘が解消されることでお腹まわりがすっきりしたり、脂質が控えられることで内臓脂肪が減少したりするメリットもあります。
生活習慣病などを予防できる
野菜類に含まれる不飽和脂肪酸は、肉や魚に含まれる飽和脂肪酸と比べて体内に蓄積しにくいため、動脈硬化や高血圧などを予防することができます。
前述の通り内臓脂肪減少にも効果的であるため、メタボリックシンドロームの予防にも効果的です。
週末ベジタリアンがおすすめ!
いくらベジタリアンが健康に良いとわかっても、いきなり野菜中心の食事にするのは難しい人が多いはず。
そんな人は、曜日を決めてベジタリアンになることがおすすめです。
おすすめは、週末など休日のみベジタリアンにすること。
平日は付き合いなどで外食することが多いかもしれませんが、休日であれば食事の内容をコントロールしやすいでしょう。
また、週末に胃腸をしっかりと休めることで、翌日から元気に頑張れるというメリットもあります。
ベジタリアンの注意点
タンパク質不足に気を付ける
ベジタリアンは肉や魚などの動物性食品を避けるため、タンパク質が不足しやすくなります。
タンパク質が不足すると代謝が落ちたり、疲れやすくなったりする可能性があるため、ベジタリアンであってもタンパク質はしっかりと取り入れましょう。
おすすめは納豆や豆腐など、大豆製品を取り入れること。
また、ヴィーガンを目指さないなら卵や乳製品を取り入れるのもおすすめです。
炭水化物も取り入れる
「ベジタリアン=野菜だけ食べる人」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、炭水化物はしっかり取り入れましょう。
タンパク質同様、不足すると代謝が落ちたり疲れやすくなったりします。
可能であれば小麦製品よりもお米、その中でもミネラルが豊富な玄米や雑穀米を中心に取り入れると、さらに体が喜ぶでしょう。
まとめ
ベジタリアンな食生活は、老若男女問わずさまざまなメリットがあります。
ハードルが高いと感じる方も多いかもしれませんが、1日くらいであれば取り組みやすいはず。
それでも辛い場合は、1日の中の1食をベジタリアン食にするのでもOKです。
ボリューミーになりがちな夕飯のみベジタリアンに変えるだけでも、体に変化を感じることができますよ。