夏休み前の「仕事疲れ」をリセットするヨガ
「夏休みが待ち遠しいのに、体が全然ついてこない」
7月の終わりになると、そんな声をよく聞きます。
暑さの中での仕事、気圧や気温の変化による自律神経の乱れ、そして「休み前にやり切らなければ」というプレッシャー。
夏休み直前のこの時期は、一年でもっとも疲労が蓄積しやすいタイミングのひとつです。
そこでこの記事では、夏休み前に溜まった仕事疲れをヨガでリセットし、最高の状態で夏休みに入るためのポーズをご紹介します。
仕事疲れをリセットするヨガポーズ

チャイルドポーズ
全身の力みを抜いて副交感神経を優位にする、疲れリセットの定番ポーズ。
額を床につけることで脳への血流が安定し、仕事で酷使した思考回路がクールダウンされます。
「何もしない」ことが最大のリカバリーになる、忙しい毎日の締めくくりに最適なポーズです。
<やり方>
1.正座になり、両膝を肩幅程度に開く
2.上体をゆっくり前に倒し、額を床につける
3.両腕は体の横に沿わせて伸ばすか、頭の前方に置く
4.お腹が太ももの上に乗るようにリラックスし、8〜10呼吸繰り返す
<ポイント>
・吐く息を吸う息の2倍の長さにして、副交感神経を優位にする
・お尻がかかとから浮く場合は、折りたたんだブランケットをかかとに当てる
・できるだけ脱力する
糸を通すポーズ
四つん這いから片腕を体の下にくぐらせ、肩甲骨周りをほぐすヨガポーズ。
デスクワークや長時間のパソコン作業で固まった肩甲骨周辺を、ピンポイントでほぐせます。
首・肩のこりが解消され、仕事疲れ特有の「体の上半身の重だるさ」がスッキリするでしょう。
<やり方>
1.四つん這いになる
2.右腕を天井へ向けて上げる
3.右腕を左腕の下の床へくぐらせ、右肩と右耳を床につける
4.左腕は天井へ伸ばすか、前方の床に置く
5.5〜8呼吸キープする
6.反対側も同様に行う
<ポイント>
・肩甲骨が天井方向にはがれるよう、腕を遠くへ伸ばす意識を持つ
・床についた方の肩が詰まらないよう、首を長く保つ
・肩のこりが強い側は、少し長めにキープする
仰向けの合蹠のポーズ
仰向けで股関節を開き、全身を完全に脱力するリストラティブポーズ。
股関節を開くことで鼠径部の血流とリンパが促進され、下半身の疲れとむくみがリセットされます。
さらに、胸が自然に開くことで呼吸が深まり、仕事のプレッシャーや緊張感がじんわりと溶けていく感覚も得られるでしょう。
<やり方>
1. 仰向けになる
2.両足の裏を合わせ、膝を外側に開く
3.両腕は体の斜め45度に開き、手のひらを上に向ける
4.全身の力をゆっくりと床に預ける
5.自然な呼吸のまま3〜5分間キープする
<ポイント>
・膝が浮いて不快な場合は、膝の下にクッションや折りたたんだブランケットを置く
・呼吸を整えようとせず、体が自然に呼吸するままに任せる
屍のポーズ+ボディスキャン 5分
全身を完全に脱力させ、頭からつま先まで意識を巡らせるヨガの締めくくりのポーズ。
ボディスキャンで体の各部位に意識を向けることで、無自覚の緊張が解放され、深いレベルでのリカバリーが叶います。
<やり方>
1.仰向けになり、両手両足を自然に開いて完全に脱力する
2.目を閉じ、意識を頭頂から順番に体の各部位へゆっくりと移動させる
3.「額がゆるむ、目がゆるむ、顎がゆるむ……」と頭から足先まで5分かけて巡る
4.全身を巡り終えたら、そのまま自然な呼吸で静止する
<ポイント>
・緊張が残っている部位を見つけたら、そこに呼吸を送るイメージで解放する
・思考が浮かんできたら、無理に止めず呼吸の感覚に意識を戻す
・このまま眠りに入ってもOK
まとめ

夏休みは「ただ休む」だけでなく、溜まった疲れをきちんとリセットして「充電する」時間でもあります。
しっかりと元気をチャージするためにも、休日の前夜こそヨガでリカバリーを始めましょう。
旅行も、のんびりも、アクティブな夏の思い出も、全て整った体があってこそです。
今年の夏休みはぜひ、ヨガリセットからスタートしてみてください。
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