ヨガで整える「秋の腸活」

ヨガ・ヨガポーズ

「最近、お腹の調子が整わない」
「便秘や下痢が繰り返している」
「食欲はあるのに胃腸がすっきりしない」

季節の変わり目、特に夏から秋にかけては、上記のような不調を感じやすい傾向があります。

この記事では秋に腸が乱れやすい理由や、腸活におすすめのヨガポーズをご紹介するので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

秋に腸が乱れやすい理由

気温が下がり始める季節の変わり目は、腸にとって負担が多い時期です。

というのも、気温の変化によって自律神経が乱れ、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)のリズムが崩れます。
その結果、夏の冷たい食べ物・飲み物の摂りすぎで弱った胃腸は、さらに不安定な状態に。

また、東洋医学において秋は「肺と大腸」が影響を受けやすい季節と言われており、肺の気が低下すると大腸の機能も落ちやすくなると考えられています。

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、精神面にも直結する臓器です。
ヨガを通して腸にアプローチして、心身を整えましょう。

秋の腸活ヨガポーズ

ガス抜きのポーズ

仰向けで両膝を胸に抱え、腸に圧力をかけて消化を促すヨガポーズ。
腸内に溜まったガスや老廃物の排出を助け、腸全体の蠕動運動を活性化します。
便秘の解消に加え、腰痛の緩和にも効果的です。

<やり方>
1.仰向けになり、両膝を胸に引き寄せて両手で抱える
2.膝を胸にしっかり引きつけながら、5呼吸キープする
3.次に右膝だけを胸に引き寄せ、左脚は床に伸ばして5呼吸する
4.左右を入れ替えて同様に行う

<ポイント>
・息を吐くたびに膝を胸に近づけ、腹部への圧を高める
・肩が床から離れないよう、腕の引き寄せる力は最小限にする

三角のねじりのポーズ

立位で上体を大きくねじり、腹部全体を力強く刺激するヨガポーズ。
立ったままのねじりは腹腔内の圧力が強くかかるため、腸への刺激が大きくなります。
季節の変わり目の腸の滞りを、力強いねじりでリセットしましょう。

<やり方>
1.両足を大きく左右に開く
2.右足のつま先を右側に、左足のつま先を正面に向ける
3.両腕を横に広げ、背筋を伸ばす
4.息を吐きながら上半身は右に、骨盤は左にスライドさせる
5.左手を右足のつま先、右手を天井に向かって伸ばすように体をひねる
6.5呼吸キープする
7.1に戻り、反対も同様に行う

<ポイント>
・手が床につかない場合はブロックを使い、背骨のねじりを優先する
・後ろ足の踵をしっかり床につけ、体の土台を安定させる

うつ伏せの背中の開放

うつ伏せで全身を脱力し、腹部を床に押しつけながら腸をマッサージするポーズ。
腹部が床に密着した状態で呼吸するたびに、お腹が床に押されて腸への圧迫・解放が繰り返されます。
自然な「腸のマッサージ」が促されるため、腸活の締めくくりとして最適なポーズです。

<やり方>
1.うつ伏せになる
2.両腕を重ね、その上に額か顎を乗せる
3.両脚は自然に開き、全身の力を抜く
4.腹部が床に押されるのを感じながら、深い腹式呼吸を3〜5分間繰り返す

<ポイント>
・吸う息でお腹が床に向かって膨らみ、吐く息で体が沈むイメージで呼吸する
・腸の動きを感じながら、ゆっくりとした呼吸を続ける
・首や肩に力が入らないよう、なるべくリラックスして行う

まとめ

秋の腸活は、腸だけでなく心の安定にもつながっています。
実は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの大部分が腸で作られており、腸内環境が整うと幸福度も上がるのです。

つまり、腸を整えることは、秋の気分の落ち込みや睡眠の質の改善にも直結するということ。

消化不良、便秘など腸に関する不調を感じたら、体だけでなく心も乱れやすくなる可能性があるため、ぜひヨガを通して腸をしっかりと労ってくださいね。

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