実は秋が旬!「肺」を整えるヨガ

ポーズ

「秋になると咳が出やすい」
「空気が乾燥してくると肌や喉がすぐ荒れる」
「なんとなく呼吸が浅い気がする」

そんな不調を感じやすい季節の変わり目、実は肺が一番疲れているサインかもしれません。

この記事では秋と肺の関係性や、おすすめのヨガポーズをご紹介します。

東洋医学と「秋の肺」

東洋医学では、季節と臓器は深く結びついていると考えられています。
春は肝臓、夏は心臓、そして秋は「肺」が影響を受けやすい季節です。

肺は「気(エネルギー)」の出入り口。
呼吸を通じて全身にエネルギーを行き渡らせる役割を持っています。

秋の乾燥した空気は肺を傷めやすく、肺の機能が低下すると呼吸が浅くなるだけでなく、次のような症状も現れやすくなるため注意が必要です。

・皮膚の乾燥
・免疫力の低下
・気分の落ち込み

辛い不調に悩む前に、ヨガで肺を労りましょう。

肺を整えるヨガポーズ

英雄座+胸郭ストレッチ

正座から両手を後ろについて胸を天井に開く、肺に呼吸のスペースを作るヨガポーズ。
胸郭を後ろへ開くことで横隔膜のスペースが広がり、肺が本来の大きさまで膨らめるようになります。

<やり方>
1.正座になり、両手を体の後ろの床につく
2.吸う息で胸を天井へ向けて持ち上げ、肩甲骨を寄せる
3.頭をゆっくり後ろへ傾け、喉と胸の前面を開く
4.胸いっぱいに息を吸い込むイメージで、5〜8呼吸繰り返す

<ポイント>
・手首に負担を感じる場合は、こぶしをついて行う
・頭は無理に後ろへ倒さず、首の後ろが詰まらない範囲で行う
・呼吸のたびに、胸がさらに天井へ向かって広がるイメージを持つ

魚のポーズ

仰向けで胸を大きく天井に向けて開く、肺と気道を最大限に広げるヨガポーズ。

胸郭を開くことで肺活量が増し、秋の浅い呼吸が自然と深まります。
肺への血流と酸素供給が高まることで、秋の乾燥による免疫力の低下防止にも効果的です。

<やり方>
1.仰向けになる
2.手のひらを床に向け、お尻の下に挟む
3.肩甲骨を寄せながら肘で床を押し、胸を天井に向けて持ち上げる
4.頭頂を床につく
5.喉を開いた状態で5〜8呼吸キープする

<ポイント>
・体重は肘でしっかり支え、首に過度な負担をかけない
・呼吸が自然と深くなるのを感じる
・辛い場合は、肩甲骨の下にブランケットやヨガブロックを置く

坐位の体側伸ばし

あぐらで座り、片腕を頭上に伸ばして体側を大きく引き伸ばすヨガポーズ。
肋骨の間にある肋間筋をほぐすことで、肺が広がるスペースが物理的に作り出されます。
左右交互に伸ばすことで縮こまった呼吸筋が目覚め、深呼吸がしやすい体へと整います。

<やり方>
1.あぐらで座る
2.左手を床につき、右腕を耳の横まで上げる
3.息を吐きながら体を左へ側屈させ、右脇腹から肋骨の間が伸びるのを感じる
4.5〜8呼吸キープする
5.1に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・お尻が床から浮かないよう、両坐骨を均等に床につける
・伸ばした腕の脇の下から息を送り込むイメージで呼吸する
・吐く息ごとに、肋骨の間が少しずつ広がるのを感じる

チャイルドポーズ

正座から上体を前に倒し、背中側の肺をじんわりと広げるリラクゼーションポーズ。
前屈することで肺の後面が広がりやすくなり、普段の呼吸では使われにくい肺の下部まで空気が届くようになります。

<やり方>
1.正座になり、両膝を肩幅程度に開く
2.上体をゆっくり前に倒し、額を床につける
3.両腕は頭の前方に伸ばし、全身の力を抜く
4.背中が呼吸とともに上下するのを感じながら、8〜10呼吸繰り返す

<ポイント>
・お尻がかかとから浮く場合は、折りたたんだブランケットをかかとに当てる

まとめ

肺は毎日24時間休まず働いてくれているのに、ケアを後回しにしがちな臓器のひとつです。
秋の乾燥が始まる前に、ヨガで肺に呼吸のスペースを作ってあげましょう。
深い呼吸が戻ると、体全体にエネルギーが巡り始め、秋の不調が驚くほど軽くなりますよ。

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