気分が落ちやすい秋に。「セロトニン」を増やすヨガ
「なんとなく気分が上がらない」
「やる気が出ない日が続いている」
「理由もなく気持ちが沈む」
季節の変わり目に、こんな気持ちになっていませんか?
これは意志の力の問題ではなく、日照時間の変化が引き起こす「セロトニン不足」が大きく関係しています。
この記事ではセロトニンとは何かについてや、セロトニンを増やすヨガポーズをご紹介します。
秋とセロトニンの関係

セロトニンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、気分の安定・集中力・睡眠の質・食欲のコントロールなど、心と体の多くの機能に関わる神経伝達物質です。
セロトニンは太陽光を浴びることで分泌が促されますが、秋になって日照時間が短くなると分泌量が徐々に減少します。
これが、秋に気分の落ち込みや倦怠感が増えやすい理由です。
ヨガがセロトニンの分泌に効果的なのは、「リズム運動」と「深い呼吸」という2つの要素を同時に含んでいるから。
一定のリズムで呼吸し体を動かすことが、セロトニン神経を活性化するのに有効だとされています。
セロトニンを増やすヨガポーズ

戦士のポーズ
脚を前後に大きく開き、両腕を高く引き上げる力強いヨガポーズ。
下半身の大きな筋肉を使いながら胸を開くことで、セロトニンの分泌に関わる「リズム運動」と「姿勢の改善」が同時に叶います。
前を見据える力強いポーズで、気持ちも上向きに引き上げましょう。
<やり方>
1.両足で立つ
2.左足を大きく後ろに引き、足を前後に開く
3.後ろの足を45度外側に向け、骨盤を正面に向ける
4.息を吸いながら両腕を真上に伸ばす
5.息を吐きながら前の膝を90度に曲げて腰を落とす
6.5〜8呼吸キープする
7.1に戻り、反対側も行う
<ポイント>
・後ろ足の膝は曲げず、小指側で床をしっかり踏んで土台を安定させる
・肩甲骨を下げて首を長く保つ
・視線は正面か、やや上に向ける
ラクダのポーズ
膝立ちで上体を後ろへ大きく反らし、胸を開放するヨガポーズ。
胸を大きく開くことで縮こまっていた気持ちが解放され、感情的な閉塞感がほぐれます。
後屈ポーズはエネルギーを高め、気分を前向きに引き上げる効果が特に高いポーズです。
<やり方>
1.膝立ちになり、膝を腰幅に開く
2.両手を腰に当て、背中側で肘と肩甲骨を寄せる
3.胸を突き出すイメージで上体をゆっくり後ろへ反らす
4.胸を引き上げたまま5呼吸キープする
5.両手を腰に戻し、ゆっくり起き上がる
<ポイント>
・腰から折り曲げるのではなく、胸と股関節を前に突き出すイメージで後屈する
・頭は後ろに倒しすぎず、首の後ろがつまらない範囲をキープする
・めまいを感じる場合は無理せず、チャイルドポーズで休む
木のポーズ
片脚で立ち、両手を合掌して体の安定を作るバランスのヨガポーズ。
バランスを保つために必要な「今ここへの集中」が、不安から意識を解放します。
気分が落ち込んでいるときこそ「今」に意識をむけ、心の揺れを落ち着かせましょう。
<やり方>
1.両足で立ち、手を腰に添える
2.体重を右足に乗せ、左足のつま先を立てて膝を外側に開く
3.バランスをとりながら、左足を右足のくるぶし・ふくらはぎ・または内ももに置く
4.両手を胸の前で合掌し、天井に向かって伸ばす
5.視線を一点に定め、5〜8呼吸キープする
6.1に戻り、反対側も行う
<ポイント>
・持ち上げる足は、軸足の膝の真横につかないようにする
・安定しない場合は壁の近くで行う
まとめ

秋の気分の落ち込みは、意志の弱さでも怠け心でもありません。
日照時間の変化に体が正直に反応しているだけです。
だからこそ、セロトニンを意識的に補う習慣を取り入れましょう。
ヨガのリズム運動と深呼吸を毎日少しずつ続ければ、心も体も穏やかに整いますよ。
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