体を動かしたい人におすすめのヨガは?種類や内容を解説します。
「ヨガを始めたけど、いまいち体を動かした気がしないな…」なんてお悩みではありませんか?
ヨガは基本的にゆったりと体を伸ばすものが多いですが、中には連続して動き続けたり筋力を使うポーズを多く行なったりするヨガもあります。
この記事では様々なヨガの種類の中から、しっかりと体を動かしたい人におすすめのヨガの種類をご紹介します。
ダイエット目的や筋力・体力アップ目的の方、必見です。
ヴィンヤサヨガ
「ヴィンヤサヨガ」とは、一呼吸一動作で動くヨガのこと。
ハタヨガのようにポーズをキープすることはあまりせず、流れるように動き続けるという特徴があります。
男性向けに生み出された「アシュタンガヨガ」をベースにしていると言われていますが、アシュタンガヨガはポーズの順番が決まっているのに対し、ヴィンヤサヨガは自由。
そのため、ジムやスタジオでのレッスンはインストラクターの個性が現れやすく、オリジナリティを楽しむことができるレッスンです。
心拍数が上がりやすく運動量が多いため、ダイエット効果や体力アップ効果は抜群。
しかし、ポーズを知らないと流れるように動くのが難しいため、ヨガ中上級者向けのレッスンと言えるでしょう。
パワーヨガ
「パワーヨガ」とは、呼吸と動きを連動させてパワフルに動くヨガのこと。
ヴィンヤサヨガと同じく「アシュタンガヨガ」がベースであると言われていますが、動的なヴィンヤサヨガに比べ、パワーヨガには静的な要素も含まれています。
具体的には、呼吸に合わせて流れるようにポーズを取りつつ、各ポーズは数呼吸キープするというのがポイントです。
ヨガの発祥はインドですが、パワーヨガはエクササイズ要素に主軸を置きアメリカで開発されたもの。
そのため、筋力アップやボディメイク効果は非常に高く、体をしっかり動かしたい方やダイエットを目的としている方には特におすすめです。
フローヨガ
「フローヨガ」は、「フロー(flow)=流れる」という言葉の通り流れるように動くヨガのこと。
1つのポーズをじっくりと深める一般的なヨガとは違い、基本的には動き続けます。
つまり、上記の「ヴィンヤサヨガ」や「パワーヨガ」もフローヨガの一種。
しかし、「ヴィンヤサヨガ」は有名な指導者が存在する比較的歴史あるヨガであるのに対し、フローヨガは近年作られた新しいヨガのスタイルであると言われています。
また、「パワーヨガ」はダイエットや体力アップを目的として行いますが、フローヨガはリラックスや疲労回復を目的として行われることも。
とはいえ動き続けるため、仮にリラックスが目的であってもそれなりの運動量があるヨガと言えるでしょう。
ホットヨガ
「ホットヨガ」とは、室温40度前後、湿度60%の環境で行うヨガのこと。
「ビクラムヨガ」と呼ばれることもあります。
ホットヨガスタジオで行われるレッスンはダイエットや筋力をアップを目的としたもの、リラックスやリフレッシュを目的としたものなど様々。
しかし、いずれも高温多湿な環境で行うことで強度が上がります。
ゆったり動くレッスンだったとしても大量に汗を掻くため、ダイエットしたい方や汗をかいてリフレッシュしたい方におすすめです。
一方、慣れていない人や暑い環境が苦手な人は体調を崩しやすいというデメリットもあるため、参加するときは注意が必要です。
まとめ
しっかりと体を動かしたい方は、流れるように動き続けるヨガかホットヨガがおすすめです。
ハタヨガやリラックスヨガに比べると運動量は格段に多く、たっぷり汗を掻くことができます。
しかし、その分運動強度やヨガのレベルも高くなるので要注意。
基本的なヨガの知識や体力をつけた上で参加するよう心がけましょう。
まずはYouTubeなど自宅でできるレッスンを試してみるのもおすすめですよ。